::: エロゲーの殿堂 :::

愛姉妹・蕾 …汚してください

学舎に潜む堕落した欲望…

誰もが美しく輝く蒼き時、品行と貞節につつまれた学舎は理想なまでに社会が望む姿…

清きキャンパスを俺のドス黒い欲望で染めてやる。
学力試験の問題用紙を盗み、偽りの学績を作り上げる。
そんな些細な企てを目撃した女。才色の理事長とその娘たち…

災い転じて福となす。妹を犯し、そのネタで姉を弄ぶ。
学績も女も。網を張ると欲しいモノは自ずとこの手に堕ちてくる…

公式サイトより

ストーリー エロ 感動 システム キャラ ボリューム 総計 主人公
Caa Ba Ca Ba Caa Caa 62 Caa
 
メーカー
発売日
定価
シナリオ
原画
備考
:SILKY'S(シルキーズ)
:2004.03.26(Fri.)
:\8,800-
:森茂りん
:−
DL版あり
 
ジャンル
音声
名前変更
修正ファイル
属性
季節
:AVG
:○
:×
:−
:陵辱,学園
:−
 
OS
CPU
メモリ
CD-ROM
解像度
HDD
:Windows98/2000/Me/XP
:PentiumU300MHz以上
:96MB以上(推奨128MB以上)
:8倍速以上
:640×480,FullColor以上
:630MB以上
 
◆ 舞台 ◆
 主人公「鐘白翔一」は「仁都学園」に通う2年生。親元を離れての気ままな一人暮らしだったが、留年の危機を迎えてしまう。これを回避するため、学園長室に侵入して追試験のデータを盗み出したが、女生徒に目撃されていた。

 ゲーム内の期間は、追試が始まるまでの一週間となる。プロローグを含めると最長で8日間。選択肢によっては、最短3日間で終わる場合もある。移動場所は学園内の各所を中心に、自宅や姉妹の家など。
 
◆ ターゲット ◆
 攻略可能な女性は、登場女性と同じく4人。内訳は上級生1、下級生1、熟女1、保険医1。上級生と下級生は実姉妹で、熟女は2人の実母。
 特殊なシチュエーションは「アナル」「放尿」「縄縛」程度で、Hシーンはほぼノーマル。ストーリー後半には器具(バイブ、ローター等)も多用される。Hシーンは最年少の妹が最多。複数プレイは3Pが多く、「姉×妹」「母×姉」「母×妹」「姉×保険医」「妹×保険医」とバリエーションも豊富。そして前作には無かった「母子4P」も登場する。

 発射の瞬間はイベント画とは別に、画面に向かって精液がかけられる演出を採用している。斬新ではあるが、実用度となると微妙。演出のON・OFFは可能なので、そこはお好みで。ただ、その演出に依存しているせいか、発射に向けてのテキストは意外に淡白で、唐突に終わってしまう印象。

 モザイクは細か目の処理で、Hシーンの尺も長く、エロ度はかなり高い。また、主人公は縄縛に関して天賦の才を有しており、聞きかじった程度の知識でありながら、かなりの早業で女性達を縛り上げていく。
 
◆ システム ◆
 各種音量調節、オートモード、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能(スロット50)。シーン回想はタイトル&サムネイル付で、回想途中でも選択画面に戻れる。テキストは瞬間表示に固定。画面効果の調整も出来るが、ディスクレス起動は不可。

 前作で試験的に導入された「愛・mode」。本作では「愛撫レーションシステム」として引き続き登場。マウスホイールを転がして操作するという基本システムは同じだが、全てのHシーンではなく、器具の使用時にしか対応していない。
 
◆ シナリオ ◆
 マルチエンド形式のAVGで、エンディング数は15種類。「HAPPY END」らしきものが、姉妹に1つずつ用意されてはいるものの、特にエンドタイトルでのクレジットは無い。また、スタッフロールの流れるトゥルーエンドも無い。
 ヒロイン達との出会いが出会いだけに、行き着く先のほとんどがバッドエンドとなるが、何の脈絡も無く突然終わってしまうケースが多い。

 学校や社会のシステム批判に始まる、かなり仰々しいオープニングで物語は幕を開ける。そしてストーリーの背景には、学園長の贈収賄に垣間見える腐敗した学園の実態がある。
 しかし主人公の基本となる行動理念は、「留年して親元に帰りたくない」「今の気楽な生活を手放したくない」というもの。そのため序盤から保険医に良いように操られ、彼女の描いたシナリオに従って行動していくだけ。それに気付いて逆襲に転じるか、気付かずに終わるかで最後の流れが変わる。
 
◆ 総評 ◆
【声優も実姉妹】
 姉妹の声をあてている声優もまた実姉妹。ただし、姉(伊藤瞳子)が妹の声を、妹(伊藤硝子)が姉の声を担当している。架空世界の姉妹が、現実世界でも姉妹というだけで、何やら妙な興奮感を味わえる。
 メーカー側もこの特殊ケースをセールスポイントにしており、作品内においても、何故か姉妹のNG音声を公開するという異例の措置。また、公式サイトでは顔バレ込みの特設コーナーを設置するなど、強烈にプッシュしている。

【前作との相違点】
 姉妹(+母)を脅迫して手懐けるという基本の流れや、移動場所を選択するシステム等は、前作『愛姉妹 二人の果実』と同じ。姉妹が激しく抵抗するシーンも無く、すぐに堕ちてしまうのも同様。
 前作の主人公は、最初から脅迫材料を使って割とスマートに堕としていった。そして回数を重ねる内に、情が移るなど悪党になり切れない部分も持っていた。比べて本作の主人公は、本能の赴くままに所構わず本番を試み、回数を重ねても母子に情が移る描写が余り無いなど、動物性がより強化されている。
 また、前作では姉が経験済みだったが、今回は二人とも処女。一方で、母親の印象はかなり薄くなった。

 

 主人公の脅迫に、あっと言う間に観念して、さっさと感じ始める母子。今一つストーリーが弱いのは相変わらずだが、ヌキゲーにそこまで求めるのは野暮。続編として、エロ面が強化されたのは素直に評価すべき点。
 とにかく女性と出会ったら即H、そして終わったらポイ。思考はやや幼稚だが、Hに関しては野獣の様な主人公が、息つく暇もないエロスを提供してくれる。
 

初稿:2004.12.18

(あい)姉妹(しまい)(つぼみ)(よご)してください

 

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