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穴玩母娘

俺は再びこの屋敷に帰ってきた。
家庭をかえりみもしなかった父を見限り、母と俺は屋敷を出た。
そして数十年の月日が去り…父がこの世を去った…俺は父の遺言でこの広大な屋敷と使い切れない遺産を手にいれた。
が、余計なモノも手に入った
それは、父をたぶらかし俺と母を失意のどん底に叩き落としたあの女どもだ。
その上、父の遺言は、俺に女達と家族になれという。
「あのオヤジ…何を考えてやがる…」
苦しみながら俺にあやまっていた母親の死顔が浮かび俺の怒りの炎をさらに大きく燃え上がらせる。

「貴様らにも同じ苦しみを味あわせてやる…俺の手で…」

公式サイトより

ストーリー エロ 感動 システム キャラ ボリューム 総計 主人公
Ca Ba C B Ca Ca 53 Ca
 
メーカー
発売日
定価
シナリオ
原画
備考
:メルロー
:2003.08.08(Fri.)
:\8,800-
:硝子丸
:かどつかさ
DL版CD版あり
 
ジャンル
音声
名前変更
修正ファイル
属性
季節
:AVG
:○
:×
:−
:陵辱,館
:−
 
OS
CPU
メモリ
DVD-ROM
解像度
HDD
:Windows98/2000/Me/XP
:PentiumU300MHz以上
:128MB以上
:倍速以上
:640×480,HighColor以上(推奨FullColor以上)
:650MB以上
 
◆ 舞台 ◆
 母親を失い、天涯孤独の身となった主人公「扶桑良輔」のもとに、十数年前に別れた父親の執事が現れる。執事は他界した父親の遺言に従い、主人公を扶桑家当主として迎えようとするが、1つの条件を提示した。

 ゲーム内の期間は、プロローグを除き6日間。移動場所は屋敷の敷地内のみに限定される。
 
◆ ターゲット ◆
 攻略可能な女性は8人。内訳は熟女3(巫女1)、義姉1、義妹3(巫女2)、メイド1で、母子が3組含まれている。
 Hシーンは陵辱色が強く、回数は1人に付き5〜6回。ノーマルなものも用意されてはいるが、大半は「アナル」「器具」「縄縛」といったハードなシチュエーション。さらには浣腸・放尿・脱糞といったスカトロ系(モザイク・効果音有り)や剃毛、蝋や針で責めるといったSM系などマニアックなシチュエーションもあり、エロ度は高い。淫語もかなり充実している。
 ウリでもある母娘プレイは1組に付き5シーン設けられ、コスプレをさせて通常のHシーンとは変化を付けるなど、力の入った作りとなっている。
 
◆ システム ◆
 各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、過去ログ(音声履歴有り)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能(スロット20)。各種機能を任意のキー設定にカスタマイズする事も出来る。
 選択肢までのスキップも出来るが、既読・未読判別は不可。またディスクレス起動も不可となっている。シーン回想にサムネイルは無く、DVD用トールケースの背表紙風になっている。
 
◆ シナリオ ◆
 マルチエンド形式のAVGで、エンディングは7種類。個別エンドは1つしかなく、他はいずれかの女性の組み合わせによるエンディングと、主人公が放逐されるバッドエンドで構成されている。スタッフロールが流れるのはハーレムエンドのみ。
 基本的には狙った女性達を追いかけ続ければ問題はない。特定のエンディングを迎えるためには「調教室」を利用しなければならない場合もある。

 新たな家族を選ぶため、有能な出歯亀執事から情報を受け取りつつ、一週間で7(+1)人の女性達を味見して行く。ただし新たな家族となるのは一組の母子とは限らない。
 
◆ 総評 ◆
【三者三様】
 突然帰って来て、新たな扶桑家の当主の座に就いた主人公。その態度は非常に高圧的で、女性陣を不安にさせるには十分だった。そんな主人公に対する反応は様々。内心では軽蔑しつつも、色仕掛けで篭絡しようとする者。これまでの主人公の境遇を慮り、その悲しみを受け入れようとする者。新たな家族が増えた事を素直に喜ぶ者。またHに関しても、拒絶する者や興味深々ですんなり受け入れる者もいる。
 主人公も当初は、彼女達の思惑を理解しつつ、あえて彼女達に合わせた反応をする。しかしすぐに止めてしまい、誰に対しても同じ様な態度になってしまう。
 この辺りの駆け引きや小芝居が続けば、もっと異常なシチュエーションを堪能出来ただけに惜しい所。

【遺伝子の証明】
 主人公は、幼き頃に自分と母親を捨てて他の女性へ走った父親に、激しい憎悪の念を抱いている。今回当主として家に帰って来たのは、父親の残した女性達を辱める事によって、亡き父親に対する間接的な復讐を行う事にある。そして主人公は3人の母子の中から1組を選び、後の2組を屋敷から放り出して自分や母親と同じ目に遭わせようと目論む。
 しかしその行為は、かつて父親が主人公と母親に対して行った仕打ちと全く同じ事。結局主人公もまた、憎き父親の血を色濃く受け継いでいる事を証明してしまった。

 

 復讐を果たすために再び帰って来た主人公。ところが女性陣に対し、冒頭でいきなり自分の目的をバラしてしまう。ここは真の目的を隠し、あえて無知を装う狡猾な主人公にした方が、ストーリー面においてもっと盛り上がっていたのかも知れない。
 

初稿:2005.10.24

穴玩(あながん)母娘(おやこ)

 

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