::: エロゲーの殿堂 ::: |
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◆ 舞台 ◆ |
既に両親が他界している主人公「白川悠」は、厄介になっていた祖父母の家が処分された事に伴って、亡き母の再婚相手で十数年前にお世話になっていた「白川家」へ移り住む事になった。 ゲーム内の期間は7月22日(金)から、最長で8月15日(月)までとなる。移動場所は白川家内部が中心となり、時に外出する場合もある。 |
◆ ターゲット ◆ |
攻略可能な女性は4人。内訳は姉が3名と、隠しキャラの獣人(猫耳・尻尾)が1名。姉は上2人が巨乳で積極的、末姉は処女で上2人比べればやや奥手だが、それでもエロさ十分。 Hシーンは全て和姦。回数は女性1人に付き15〜6回で、獣人は2回。その他に3P・4Pといった複数プレイのシーンが5回となる。和姦ベースのためスカトロ等のハードなものは無いが、「フェラ」「パイズリ」は勿論の事、「朝フェラ」「アナル」「コスプレ」「自慰」「お医者さんごっこ」といったマニアックなものも用意されている。大抵の場合1シーンで複数ラウンドに突入するなど、エロはかなり濃い目の仕上がり。淫語には一応の修正有り。 「埴輪」を使用すると汁量が変化するのは前作と同様。 主人公が女性に変態するとロリ系のキャラになるが、その貞操を姉達に狙われるという構図は変態前と変わらない。 |
◆ システム ◆ |
各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、音声リピート、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能。スロットは全30箇所でサムネイル・コメント付。クイックセーブ・ロードやオートセーブも出来る。テキストはマウスホイール対応で、画面効果等の調整やディスクレス起動も可。シーン回想はサムネイル付で、回想途中でも選択画面に戻れる。 主人公の名前の変更も出来るが、デフォルトのままなら名前を呼んでくれる。 |
◆ シナリオ ◆ |
マルチエンド形式のAVGで、エンディング数は10種類。女性1人に付き2つのエンドと、ハーレム・主人公・隠しキャラのエンドが各1つずつ、その他にバッドエンドも用意されている。ハーレムルートは特定の条件を満たすとストーリー途中の分岐から入れるようになる。 基本的には狙った女性をマークし続ければ問題は無い。ただし主目的である姉達の「汁採集」は、一度でも失敗すると再チャレンジは不可となり攻略が出来なくなるので、選択肢でのこまめなセーブが必要。 前作『妹汁』同様、主人公の「女性化」ルートも用意されている。前作が「兄→姉」の変化だった事から、本作では「弟→妹」への変化となっている。 |
◆ 総評 ◆ |
【エピソードT】 白川家の末姉である三女「杏子」は本作が初登場となる新キャラだが、長女「恭子」と次女「涼子」に関しては過去の作品で出演済み。 長女は『恥辱診察室 DVD EDITION』からの再登場。本作での担当声優は「篁瑞帆」であり、旧キャストに準じた配役となる。原画家の画力が向上したせいか、立ち画等はもはや別人のよう。また『恥辱診察室』ではかなりキツめの性格でキレ気味の女王キャラだったが、本作では相手が弟だからか、幾分柔らかくなっている。 次女は『ナースにおまかせ』からの再登場。当該作ではメインヒロインを担当していた。発売年度が近いせいもあってか、性格・原画共に本作と比べても変化は見られない。 作品同士の時系列は、本作は既発作より前という位置付け。前2作で極エロだった姉2人は、ずっと前から既にエロかったという事が本作で明らかになるという格好。 【時代は姉へ】 本作は2002年12月に発売された『妹汁』の続編。ストーリーに直接的な繋がりは無いが、前作の登場人物の名前やアイテム等が時折現れるなど、関連を想起させる内容。 作品のコンセプトは忠実に前作を踏襲している。突然降りかかった呪いにより、妹(姉)の汁集めをするハメになる展開や、採集に失敗して女性化する主人公等々。登場キャラ数は減ったものの、立ち画の演出を含めて、コメディ度は大幅にアップしている。
男性未経験の三女はさておき、長女と次女については性欲旺盛な超攻撃型。初日から肉食獣の如く主人公へ襲い掛かり、以降も事あるごとに主導権を握っては問答無用で搾り取るなど、その溢れるパワーは既発作品と比較しても何ら遜色は無い。 |
初稿:2006.10.19 |
姉汁 〜白川
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