::: エロゲーの殿堂 :::

姉・オレ・妹 〜教師、同級生、後輩のカンケイ〜

主人公、康輔はとある学校に通う学生。康輔には3人の義理の姉妹(きょうだい)が居る。
長女(姉)は担任教師、二女(姉)はクラスメート。三女(妹)は隣の女子高生。
姉妹に対し、特別な感情を抱き始めた康輔は……。

姉妹に加え幼馴染や生徒会長たちも交えての激エッチな学園生活が始まります。

公式サイトより

ストーリー エロ 感動 システム キャラ ボリューム 総計 主人公
Caa Baa Caa B B Caa 65 B
 
メーカー
発売日
定価
シナリオ
原画
備考
:MBS TRUTH
:2004.06.25(Fri.)
:\8,800-
:猫柳まんぼ
:望月望
:初回限定版あり
 
ジャンル
音声
名前変更
修正ファイル
属性
季節
:AVG
:△
:○
:−
:学園,家族
:−
 
OS
CPU
メモリ
DVD-ROM
解像度
HDD
:Windows98/Me/2000/XP
:PentiumU233MHz以上(推奨PentiumV450MHz以上)
:128MB以上(推奨256MB以上)
:2倍速以上
:800×600,HighColor以上(推奨FullColor以上)
:724MB以上
 
◆ 舞台 ◆
 年上と同い年の2人の姉と、一つ年下の妹の3人姉妹と同居する主人公「神薙康輔」。女子校と隣接する学園に通う毎日だが、次第に姉妹に対しての欲望が募ってゆく。

 ゲーム内の期間は11日間。移動場所は、自宅と学園内が中心となる。
 
◆ ターゲット ◆
 攻略可能な女性は5人。内訳は、神薙三姉妹(教師・同級生・下級生)と幼馴染、そして生徒会長。性格は、同い年の姉がそこそこ大人しいものの、基本的には全員活発で、かなりアグレッシブ。
 Hシーンは全て和姦。自宅は勿論の事、校内や公園等あらゆる場所で行われる。メインヒロインである三姉妹はそれぞれ10回以上のHシーンが用意されている。一方で、幼馴染は3回、生徒会長は僅か1回と、完全にサブ要員。両者ともイイ味を出していただけに残念。
 
◆ システム ◆
 各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、過去ログ(音声履歴無し)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能。セーブスロットは全20箇所で、サムネイル・コメント付。クイックセーブ・ロードにも対応している。シーン回想はサムネイル付で、回想途中でも選択画面に戻れる。一方で、パートボイス仕様や時間制限付選択肢の導入はマイナスポイント。

 Hシーンにおける液量調節も可能で、「通常」「男液増」「女液増」「両液増」の4パターンを事前に選択できる。また、中出しに対する女性の反応も選択可。「中出しOK」にすれば、女性側から中出しを要求してくる一方、「中出しNG」を選べば当然中出しを拒否してくる。さらに長姉は立ち画における「メガネの有無」の選択可。ただし立ち画のみでイベントシーンに変化は無い。いずれもストーリーに影響は及ぼさないオマケ要素。
 
◆ シナリオ ◆
 マルチエンド形式のAVGで、エンディングは8種類。三姉妹には個別エンドの他にハーレムエンドも用意されており、攻略女性によってバージョンも異なる。また、三姉妹の個別エンドは全員妊娠中のHシーンで締め括られており、最後までマニアックな演出。

 「血の繋がらない・・・」という文章が序盤に一度語られるだけで、なぜ主人公が三姉妹の住む家に来たのか等のバックボーンに関する説明は全く無い。そしてそれ以降、兄弟姉妹間の「義理」を感じさせる描写も一切無い。 さらには「義妹(いもうと)」や「義兄ちゃん(おにいちゃん)」などといった、回りくどい表現も無い。
 近親相姦はソフ倫が最も厳しくチェックするポイントであり、例え物語の冒頭で義理の関係を明らかにしていても、Hシーンでは今一度血縁が無い事を確認させるのが通常。ここまでルーズな描写で許されるのは、やはりメディ倫審査の恩恵か。とは言え、全員Hに対してはオープンスタンスのため、「姉妹に手を出す」という背徳感を味わう事は難しい。
 
◆ 総評 ◆
【さすがのメディ倫】
 上記で触れた様に、本作はソフ倫(コンピュータソフトウェア倫理機構)ではなくメディ倫(メディア倫理協会)審査を通過している。本作におけるソフ倫審査との大きな相違点は2つ。
 一つは隠語の消しが無い点。「おま●こ」「お●んちん」等の表示の上に、「ピー音」をかぶせる様な修正は無く、全てストレートな表示。もう一つは肛門がモザイクなしで表示されている点。それで興奮できるかどうかはさて置き、初見時には結構な衝撃を受ける。

【名前変更可の弊害】
 近年音声がデフォルトで搭載されるのに伴って、減少の一途を辿っている主人公の名前変更。自分の名前に変更出来ないのは、主人公とのシンクロを重視するプレイヤーにとっては厳しい仕様。しかし名前変更により、ヒロイン達が主人公の名前を呼べなくなるのは、会話の流れを途切れさせる要因でもある。
 だがこれら名前変更の可・不可によって左右されるのは、ストーリー重視の作品に限っての話。ヌキゲーに関して言えば、主人公の名前がどうであれ、さして影響は無いだろう。
 本作では名前変更可にした事により、姉二人の主人公の呼び方が「キミ」になってしまい、折角の近親相姦ムードを減退させてしまった感がある。

 

 登場する男性は主人公を含めて全員変態という、最初から最後までギャグテイスト満載の上、日常生活からしてエロス全開の本作。ただし共通ルートが多いため、自力でのフルコンプには骨が折れる。
 ちなみに原画家が主題歌も担当している珍しい作品。
 

初稿:2004.09.19

(あね)・オレ・(いもうと)教師(きょうし)同級生(どうきゅうせい)後輩(こうはい)のカンケイ〜

 

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