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【AWAKENINGS】
主人公を含む主要キャストは、「人妖病」と呼ばれる人外の力が覚醒した人々。これらのいわば超能力を身に付けた人物が、その力を駆使して活躍し、世間からヒーロー的な扱いを受けることは一切無い。むしろ能力者は気味悪がられ、一般社会から迫害されるという『NIGHT
HEAD』タイプの構図となっている。
本作では迫害の図式がさらに発展し、一つの都市にそれらの能力者を押し込めて隔離している。しかしその反面、能力者達は親族と離れて暮らす事になっても、一般社会で差別を受けて逃げ隠れする必要が無く、力の違いこそあれ同じ症状に苦しむ者同士で穏やかに暮らすことができるという、皮肉な結果となっている。
【無料ファンディスク】
2006年8月に公式サイトで『あやかさんとしゅうげんくん&テンプテーション・オブ・フレグランス』の無料配布が始まった。これは元々お返しディスクとして、本作の購入者に配布された『あやかしばん(妖盤)』。
タイトル通り「あやかさんとしゅうげんくん」と「テンプテーション・オブ・フレグランス」の2本のショートストーリーが収録されており、音声付。前者は会長を中心とした内容で、主人公が現れる前のエピソード。後者は刀子エンドのアフターで、さくらと刀子を中心とした内容となり、こちらにはHシーンも有る。
また公式サイトには、会長と刀子のFLASH形式によるベリーショートストーリーも用意されている(音声無し)。同じくFLASHで製作された「人物相関図」も、登場キャラ同士の会話付きという力の入った出来栄え。
ストーリー全体の流れとしては極めてシリアスだが、クライマックスに入る前までの日常の1コマ1コマの雰囲気は明るく描かれ、キャラ立てもしっかりしている。終盤は製作者が自らの設定に振り回されている感はあるものの、トゥルーエンド以外の締め括り方もキレイにまとめた良作。
初稿:2008.09.01
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