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ボクのヒミツたいけん

ある日、単身赴任のパパの所にママが世話に行くことになり、
主人公・章くんはしばらくの間、親戚の由美おばさんの家にお世話になることに。

そこで、いとこの「雪」ちゃんや、雪の友人「和子」「純平」とお友達になり、
そして、パパにもママにも言えない、ヒミツのタイケンをするコトになっちゃったのだが・・・・・。

本作品は、章くんが体験した数日間を綴ったものです。明確なストーリー(本筋)はなく、各イベントが物語となります。

メインの3人の絡みの他にも、由美おばさんや近所のお姉さんなど、章くんのヒミツはたくさん。
でも、章くんは内気な男の子なので、いろいろと「されちゃう」ばかり。章くんはどうなってしまう?

公式サイトより

ストーリー エロ 感動 システム キャラ ボリューム 総計 主人公
Ca B Caa D Caa C 47 B
 
メーカー
発売日
定価
シナリオ
原画
備考
:コンプリーツ
:2001.10.26(Fri.)
:\7,800-
:日高真一
:まめ
DL版あり
 
ジャンル
音声
名前変更
修正ファイル
属性
季節
:AVG
:○
:×
:○
:−
:盛夏
 
OS
CPU
メモリ
CD-ROM
解像度
HDD
:Windows95/98
:Pentium100MHz以上
:16MB以上
:4倍速以上
:640×480,FullColor以上
:200MB以上
 
◆ 舞台 ◆
 学校が夏休みに入り、単身赴任している父親の所へ母が行くことになったため、一人っ子の主人公「佐伯章」は、その間叔母の家に預けられることに。そこには同い年のいとこの女の子が居た。

 ゲーム内の期間は11日間。移動場所は叔母の家を中心として、駅や公園など周辺一帯。イベントでプールへ行くことも。
 
◆ ターゲット ◆
 攻略可能な女性は6人。内訳はメインとして同級生2、サブとしてお姉系2、女子高生2となる。主人公が小学生(推定)であることから、当然同級生も小学生の女子。
 Hシーンは全て和姦。回数は女性1人に付き各2〜5回で、女子高生2人は各1回ずつ。その他にメイン2人には、もう一人の男子を加えた4Pが3回。低年齢同士のカラみのインパクトが強いものの、シチュエーション自体はフェラや手コキなど至ってノーマル。風呂場やプールのシャワー室でのH、あるいは裸エプロンやトイレでオナニー中に踏み込まれるといったシーンも用意されている。
 ほぼ全てのシーンが「受け」であり、気弱な主人公が女性陣に食われるという構図。淫語はテキスト表示されるが、音声では一切発音せずに該当部分を読み飛ばしている。

 ゲーム内でも指摘されている通り、主人公はかなりの早漏のためHシーンはあっという間に終わる。2ラウンド目に突入する場合でも持久力に変化は無し。
 
◆ システム ◆
 セーブ・ロード(スロット20)、過去ログ(音声履歴無し)を搭載しているが、表示できるのは選択肢の場面のみ。スキップは強制で、既読・未読判別不可。テキストは瞬間表示に固定され、ディスクレス起動可。
 各種音量調節やオートモードは非搭載で、シーン回想にサムネイルは無し。
 
◆ シナリオ ◆
 マルチエンド形式のAVGだが、エンディングは2つというほぼ一本道のストーリー。ただし途中の選択によっては取りこぼすシーンも幾つかある。全11日の内、10日間が自由行動可能で、朝昼晩の計3回選択場面が現れる。基本的には外出するか、家に居るかの2択。

 以前にも遊びに行ったことのある親戚の家。久々に会ういとこの態度は非常にそっけないものだったが、彼女の連れて来た友人達は、主人公の目前で仰天の行為を始めた。
 
◆ 総評 ◆
【性の低年齢化】
 大人対ロリ、あるいはショタといったシーンは珍しくもないが、本作では小学生(推定)の男子と女子をカラませる、すなわち「ロリ×ショタ」という大胆なシチュエーションをメインに据えている。さぞかし初々しいHシーンかと思いきや、全員Hをスポーツ感覚で楽しみながら行うという、ある種異様な光景。そこには当然童貞も処女も存在しない。
 この奇抜なシチュエーションがそれなりに好評を博したのか、後述の続編2作がリリースされるに至った。そしてこの「ロリ×ショタ」というコンセプトを、さらにクラス中の乱交にまで発展させた『野外学習』へ続いて行くこととなる。

【もっと続編】
 2003年3月に第2弾作品『もっと!ヒミツたいけん』、2004年12月には第3弾作品『ボクの「なつやすみ」ヒミツたいけん』がリリースされた。純然たる続編物であり、主人公は本作と共通で、ストーリーも全て繋がっている。
 Hシーンの淡白さについてはシリーズ通して変化は無いが、続編へと進むに連れて「ショタ×年上」のシーンが多くなり、小学生同士のカラみは少なくなって行く。また、第2弾作品では「ショタ×ショタ」という実験的な試みも導入されている。

 

 総合点で評価するとどうしても伸び悩む本作だが、前述の如く「ロリ×ショタ」というマニアックなシチュエーションに切り込むという、数字では評価し切れない長所を持つ特異なタイトル。後にシリーズ化されている点からして、メーカーにとっても新たな地平を切り拓いた意義深い作品。
 

初稿:2009.06.01

ボクのヒミツたいけん

 

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