::: エロゲーの殿堂 ::: |
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◆ 舞台 ◆ |
高校3年生の主人公「骨川敬司」は、デブ女だけはダメだと言う友人の意見に一応頷いてはいたが、心のどこかにデブ女への好奇心を抱えていた。そんなある日、ラブレターをもらって指定の場所へ行くとそこには・・・。 ゲーム内の期間は約1年間となるが、かなり飛ばしながら進行する。移動場所は自室を中心として、学校内の各所や駅前など。 |
◆ ターゲット ◆ |
攻略可能な女性は、Kカップの爆乳ながらもW:103kg(H:162cm)、BMIは39.3というスーパーヘビー級のヒロイン1名のみ。 Hシーンは和姦と陵辱が半々で、回数は22回。シチュエーションは「パイズリ」「素股」「アナル」「マットプレイ」「スパンキング」「女体盛り」「水中ファック」「緊縛」、コスチュームは「サンタ」「メイド」「体操着」「水着」で、日焼け状態でのHもある。その他にも、個性的な肉体を活かした「腹ズリ」「尻ズリ」「へそファック」「逆お姫様抱っこからのフェラ」といった変わり種も取り揃えた。 ラブラブから奴隷扱いまで幅広いが、痩せることは一切無く、むしろ最終形態へと進化する場合もある。 |
◆ システム ◆ |
各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、音声リピート、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能。セーブスロットはサムネイル付の全28箇所で、クイックセーブ・ロードも出来る。シーン回想はサムネイル・獲得率表示付で、回想途中でも選択画面に戻れる。付属のテキストファイルには「攻略のヒント」を掲載。 |
◆ シナリオ ◆ |
マルチエンド形式のAVGで、エンディングは3種類。他はクレジットの無いバッドエンド扱い。ストーリーは、豊満すぎるボディに心まで虜となる純愛ルートと、あくまで肉々しいカラダを弄ぶだけの鬼畜ルートに分岐。ぽっちゃりの範疇を大きく逸脱した100kgオーバーのニューエイジヒロインに、「とりあえず童貞が捨てられればいいや」と軽い気持ちで接した主人公が肉の海に溺れて行く。 「わるきゅ〜れAddict」と銘打ったマニアックシリーズの第1弾となる本作。当初は発売当時ヒット中の「ラブプラス」にかけた『デブプラス』というおフザケのネーミングだったが、再販時に改名された。タイトルリニューアルに伴い、原画集と壁紙を特典として追加収録している。 |
◆ 総評 ◆ |
【スピンオフ】 本作のヒロインは、2010年4月にリリースされた『プレイ!プレイ!プレイ!』に登場する「山本幸江」の妹。公式サイトにもある通り、その姉は「デブ女」という直球のキャラ設定。当該作ではスポット参戦に終わったこの「デブ女」設定を、本作で独立させてより掘り下げた格好。本作のヒロインとは異なり、姉の方は声質もデブに寄せていた。 本作においても冒頭部分でその姉が登場するものの、顔出しのみでHシーンは無し。 【第2弾】 本作から約2年後の2012年11月に、第2弾作品『もっと!デブトピア』が発売された。ただしコンセプトを引き継いだだけの別作品であり、続編ではなく本作との繋がりは無い。ヒロインを3名(三姉妹&全員デブ)に増員して、個別ルートの他にハーレムルートも用意した。一方で、本作の様な鬼畜展開は無く、あくまで純愛フェチ路線のみ。 本作発売時点で既に寄せられていた要望「デブ多人数プレイ」に制作者が応えた作品。
言わずもがなのエロ重視作品だが、単に肉欲三昧で終わりとはならず、純愛ルートでは初々しい恋人らしく、付き合い始めてからのすれ違いや破局の危機も一応描かれている。 |
初稿:2012.12.25 |
デブトピア |