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いもうと×× 完全版 〜妹天使との戯れ〜

兄と妹、愛欲の果て。

エロ発信基地わるきゅ〜れの原点である『いもうと妊娠』、『いもうと妊娠2』を収録し、
新CG・新シナリオ大幅追加、新規ボイスを完全収録した愛蔵版となって蘇る!!
未プレイの人はもちろん、プレイ済みの方でも射精必死!!

公式サイトより

ストーリー エロ 感動 システム キャラ ボリューム 総計 主人公
Ca Ba C Ba Ca Ca 55 Ca
 
メーカー
発売日
定価
シナリオ
原画
備考
:わるきゅ〜れ
:2009.08.14(Fri.)
:\2,000-
:モルデカイ
:林原ひかり
DL版あり
 
ジャンル
音声
名前変更
修正ファイル
属性
季節
:AVG
:○
:×
:−
:近親
:盛夏
 
OS
CPU
メモリ
CD-ROM
解像度
HDD
:Windows98SE/2000/Me/XP/Vista
:MMXPentiumW1GHz以上(推奨1.4GHz以上)
:128MB以上(推奨256MB以上)
:16倍速以上
:800×600,HighColor以上
:800MB以上
 
◆ 舞台 ◆
 主人公「智之」は幼い妹に対する欲情を抑えられなくなり、毎夜に就寝中の妹の部屋に忍び込んで、コッソリ悪戯を続けていた。ところがある夜、そんな悪戯中の姿を妹に目撃されてしまう。

 ゲーム内の期間は不明。移動場所はリビングや風呂、そして妹の部屋など自宅内が中心となる。
 
◆ ターゲット ◆
 攻略可能な女性は2人。どちらも妹で、見た目からしてかなりのロリ系。「実妹」と「幼女」という2つの属性を与えられている。
 Hシーンは一応和姦に分類されるが、陵辱チックなものも多数含まれている。回数はそれぞれ18回と31回となり、1シーンの中で2ラウンド目に突入する場合もある。「フェラ」「手コキ」「アナル」「素股」「自慰」といったシチュエーションは押さえてあるが、パイズリは物理的に不可能。「腋コキ」「放尿」「父兄妹の3P」「就寝中の口に突っ込む」「ウナギを挿入する」といったマニアックなものもあり、また「器具」を用いたプレイも豊富で結構ハード。メインの妊婦ファックでは「縄縛」や「輪姦」を絡め、破水しても挿入を続行するなど、痛々しい仕上がりとなっている。

 淫語に修正は無いが、効果音、特に射精音が合っておらず、過剰演出気味。妹よりもそこそこ年上の主人公だが、Hシーンでのネチっこさはオッサンのそれに近い。また、「妹に手を出す」という事については罪悪感を感じているものの、「幼女に手を出す」事については特に思い致す事も無い様子。
 
◆ システム ◆
 各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、音声リピート、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能。セーブスロットはサムネイル付の全28箇所で、クイックセーブ・ロードも出来る。画面効果の調整やディスクレス起動も可。シーン回想はサムネイル付で、回想途中でも選択画面に戻れる。
 
◆ シナリオ ◆
 マルチエンド形式のAVGで、エンディングは10種類。全2章構成のストーリーで、1章のヒロインには2つ、2章のヒロインには8つの個別エンドがあり、その他にバッドエンドも用意されている。ただしバッドエンドでなくとも、テーマがテーマだけにロクな終わり方が無い。
 当初は1章しか選べず、エンドに到達して初めて2章を選択出来るようになる。1章のエンドが2章のストーリーに影響を及ぼす仕組み。

 本作は2004年5月発売の『いもうと妊娠』と、2005年6月発売の『いもうと妊娠2 〜淫・胎・悶・絶〜』のリメイク。システム周りの強化やCG・シーン等の追加に加えて、2作品を1本にまとめてストーリーを連動させた。また発売当時における陵辱系作品への強い風当たりを反映してか、メインテーマでもある作品タイトルの「妊娠」が「××」の伏字となった。
 
◆ 総評 ◆
【巨匠降臨】
 旧作『いもうと妊娠』は「わるきゅ〜れ」のデビュー作品であり、同時にロリ画の大家「林原ひかり」氏のエロゲーデビュー作でもあった。そして同氏が引き続き担当した続編の『いもうと妊娠2 〜淫・胎・悶・絶〜』もかなりの近親ロリ(ペド)路線で、この2本をベースとして本作は構成されている。
 主に同人誌・商業誌方面で活躍している同氏は、PTAや当局関係者の目に留まれば即発禁、その後も規制の嵐を巻き起こしかねないほどのロリ画描き。商業誌の『小好女23)』シリーズでもランドセルを背負わせたままの本番や、無いに等しい修正等、実に豪快な内容となっている。獣姦や近親相姦、さらには幼女の妊娠など本作に通ずる世界観のショートストーリーも幾つか収録されている。

【ド変態親子】
 生理すらまだ来ていない妹に対し、性知識が無いのを良い事に次々と悪戯を仕掛ける主人公。それなりに妹を気遣いながらエロ行為をしてはいるが、やってることは結構な鬼畜。
 そして2章ではそんな主人公の息子が、父に代わって主人公を務める。親が親だけに息子は輪をかけてイカれており、かなり狂気じみている。基本的に被害妄想が激しく、また将来妹に好きな人が出来ても、とりあえず今自分が貫いとけばオッケーという思考の持ち主。その他に、自慰で射精した精液を瓶に貯蔵して自らの精子バンクを開設するなどのド変態ぶりも随所に見せる。
 しかし父親となった前主人公も負けじと再登場し、実の娘に手を出して孕ませるなど、近親者に欲情するその性的嗜好は健在。結局の所、父子で血は争えない事をキッチリ証明してみせた。

 

 一応合意の上でのプレイではあるものの、作品全体の雰囲気も含めてかなり陵辱色の濃い本作。背徳感を通り越した変態的倒錯世界が繰り広げられる。ロリ愛好者なら手応えを得られるであろう内容で、林原フリークであればコレクションに加えておきたい一品。
 

初稿:2010.06.01

いもうと×× 完全版 〜(マイ)天使(エンジェル)との(たわむ)れ〜

 

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