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ジンコウガクエン

『ジンコウガクエン』は、人工少女シリーズの流れをくむ新ジャンル「3D学園生活シミュレーター」です。
『ジンコウガクエン』ではキャラクター作成機能「きゃらめいく」がパワーアップ!
おっぱいスライダーはもちろん、新たに身長や肉付き、頭の大きさが設定可能になり声の種類も25種に大幅増量、
男キャラのカスタムも出来るようになりました!
性格もより細かく設定が可能。社交性や貞操観念、性愛対象の設定によってはレズやその逆も…。
また、登場するキャラクター数は最大25人に大増量! 男キャラだけでなく、女キャラの操作も可能になりました。
男1人のハーレムクラスを作るも、女の子だけのクラスを作るもあなたの自由です。
彼女、彼らと恋人や友人といった関係を築きながら、夢のガクエン生活を楽しんで下さい!

公式サイトより

ストーリー エロ 感動 システム キャラ ボリューム 総計 主人公
Caa Ba Caa Ca B Caa 60 B
 
メーカー
発売日
定価
シナリオ
原画
備考
:ILLUSION
:2011.06.10(Fri.)
:\8,800-
:−
:−
:−
 
ジャンル
音声
名前変更
修正ファイル
属性
季節
:SLG
:○
:○
:○
:3D,学園
:−
 
OS
CPU
メモリ
DVD-ROM
解像度
HDD
:WindowsXP/Vista/7
:PentiumW2.4GHz以上(推奨Core2 Duo 2.6GHz以上)
:1GB以上(推奨2GB以上)
:倍速以上
:640×480,FullColor以上
:8GB以上
 
◆ 舞台 ◆
 とある学園を舞台として描かれる、図書室での朝学、屋上で過ごすランチタイム、放課後のクラブ活動、そして学校の帰り道。主人公と24人のクラスメイト達で彩るエンドレス・スクールライフ。

 ゲーム内の期間は不明。移動場所は自宅を中心として、教室やプール、体育館といった学園敷地内と、堤防沿いの通学路のみ。
 
◆ ターゲット ◆
 攻略可能な女性は21(+1)人で、これは女性の「性格」の上限設定。さらに男性4人も攻略可能で恋人同士にもなれるがHシーンは無く、ブラックアウトで終わる形。
 Hシーンは全て和姦で、陵辱は出来ない。回数制限は特に無く、1シーンで何回でも射精可。シチュエーションは「口淫系」「後背位系」「正常位系」「騎乗位系」の4種類から選択し、さらに1つの系統の中で16種類に分かれている。ただし恋人同士になる前のHでは、選択項目が制限される。
 男同士は前述の通りHシーンが無い一方で、女同士はキッチリ用意されており、受け攻めの変更も出来る。

 好感度や思考によって女性から迫られるケースもあり、クラスメイトの前で見せ付けることも出来る。Hシーンがコマンド選択式となり実用的になった反面、3P以上の複数プレイは不可。
 
◆ システム ◆
 各種音量調節、画面効果等の調整、オートモード、マウススピード調節、移動速度の調節を搭載。ロードは随時出来るが、セーブは自室のみで、スロットは各世界に付き1つとなる。回想シーンは無く、ディスクレス起動も不可。

 公式サイトにてシステムを改善した「調整プログラム」を配布しているので、プレイ前に必ずダウンロードすること。また発売前の予約特典として、女性の追加性格「冷」を配布していたが、現在は入手不可。
 
◆ シナリオ ◆
 前作までの「人工少女」と同様に、基本ストーリーは一切無し。舞台設定は学園となり、学生生活の疑似体験が本作のコンセプト。「通学」「お昼休み」「部活」「放課後」の4つが一日の内の自由時間となり、毎日同じスケジュールを延々と繰り返す。昼夜の切り替わりのみで、季節や天候が変わることは無い。終わりなき世界観だが、プレイヤーが殺された場合は唯一のゲームオーバー。
 学園内各所で会話や部活、ケンカなどを行うことで、「学力」「運動」「人気」の各種パラメータのほか、マスクデータの好感度が変化する。

 学園世界に投入するキャラは、事前に『ジンコウガクエン きゃらめいく』で作成する。フィジカル面は「体」「顔」「髪」、メンタル面は「性格」「思考」「好み」と、各3種類の大項目が設けられた。フィジカル面は前作『人工少女3』ほど細かい設定は出来ないが、メンタル面は21(+1)種類の性格、10種類の潜在思考など、より詳細になっている。
 スタート後も「転校」という形でキャラの入れ替えは随時出来るが、一度転校させるとパラメータは全てリセットされる。投入中のキャラはカスタマイズ出来ないが、プレイヤーキャラの途中変更は可能。
 
◆ 総評 ◆
【新展開】
 無料作品の『人工少女』から始まった「人工シリーズ」の最新作となる本作。しかし直系の後継作ではなく、様々な新しい試みが導入されている。まず同じ3Dポリゴンながらもリアルシェーダーではなく、アニメシェーダーに切り替わり、完全自由だった移動や時間、服装も制限された。「きゃらめいく」も顔の造形や髪形、色数などがかなり限定されているため、実在の人物や他作品のキャラのトレースは非常に困難。
 一方で「クラス」を演出するため同時投入はプレイヤーを含めて25人に大幅増員された。男キャラも4種類選択可で、簡易ながらカスタマイズも出来る。

【新領域】
 本作における特筆すべき追加事項は「体格」。女性の身長は低い・標準・高い、体重は細め・標準・太めと各3種類を用意。男性の体格は4種類固定で、標準・華奢・長身・巨漢。低い・細め(♀)×巨漢(♂)で疑似ロリプレイ、高い・標準(♀)×華奢(♂)で大林素子プレイなど、体格差を活かしたHシーンが創意工夫のしどころ。
 多人数を生かして定石通りハーレムを築くか、あるいはごく普通の学園ライフを送って青春を巻き戻すか、それとも新規システムをフル活用して「寝取られ」等の高度なプレイに走るか。全てはプレイヤーの趣くままに。

 

 人工シリーズながらも最大のウリである「自由度」を制限することで、マニアック度を下げて間口を大きく広げた。やり込み性は下がったものの、コンセプトを明確にしたことで新たな「ジンコウ」シリーズの始まりとなる可能性大。
 

初稿:2012.04.26

ジンコウガクエン

 

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