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【トライアル&エラー】
前作『人工少女2』から、人工少女の詳細な設定やHシーンにおける演出等、大幅な進化を遂げた本作。中でも最大の注目ポイントは、複数の人工少女を投入できるようになった所。前述の通り、この「複数」というポイントを生かしたシチュエーションも多数用意されている。
しかしながら3Dアクションが増えた一方で、操作の難度も上がってしまった。前作のように直感に頼った操作ではフィニッシュまで持ち込むことも難しく、面倒なカメラワークも含めて、慣れるまでの当分の間はマニュアルを睨みながらせっせとプレイすることになる。
試行錯誤しつつも、着実に進化しているこのシリーズ。自由度が広がったことは喜ばしくあるものの、簡易モードとしてある程度選択肢でも進められるような配慮があればなお良かった。さらに欲を言えば、3段階程度の年齢別の性格設定や、3P等の複数プレイは実装して欲しかった。頻繁に発生する生理現象も要見直し。
【パワーアップDISK】
2008年5月に『人工少女3 はんなり』がリリースされた。稼動には本作『人工少女3』が必須。Hシーンにおける体位や移動可能な場所、人工少女の性格等を追加し、その他にも若干ながら操作系を改良している。
メーカーが謳う通りパワーアップなのか、あるいはバージョンアップの範囲内と捉えるかは難しい所。本体未プレイ者にとっては最初から導入しておくのがベターだが、その価格は5,800円と決してリーズナブルでは無いため、判断にも迷う。それでもポリゴン・フリークを自認するプレイヤーならば、もはやこの作品は15,600円(税抜)のゲーム(本体+はんなり)なのだと腹を括る・・・べきか。
本作をいかにエロくするかは相変わらずプレイヤー次第な作品。とにかく妄想を膨らませ、脳内で明確なキャラ設定をしなければ、単にラブドールが仮想世界をウロウロしているだけの作品となってしまう。適度な根気と妥協を要求される作品。
初稿:2008.08.01 |