::: エロゲーの殿堂 ::: |
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◆ 舞台 ◆ |
「聖フランチェスカ学園」2年生で、剣道部所属の主人公「北郷一刀」は、冬休み前に出された宿題を片付けるため「歴史資料館」へと向かった。そこでは見覚えのない男子生徒が展示物を凝視していた。
ゲーム内の期間は不明。移動場所は自室を中心に、中庭や玉座の間、街中など。 |
◆ ターゲット ◆ |
攻略可能な女性は20人。メインヒロイン3名、サブヒロインとして17名、さらに主人公のカラまないHシーン要員として3名。大人数だけあって、微乳〜爆乳、ロリ系〜熟女、眼鏡、褐色、高飛車など一通りは揃っている。 Hシーンは全て和姦。回数は女性によって異なり、メインが各4〜5回、サブは各1〜5回とバラつきがある。シチュエーションはフェラが圧倒的に多く、その他にパイズリや3P、両性具有やレズ等のマニアックなものも用意されている。 |
◆ システム ◆ |
各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、音声リピート、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、戦闘パート以外では随時セーブ・ロードも可能。スロットはサムネイル付で全100箇所あり、クイックセーブも出来るが、ロードはスロット画面からのみ。画面効果の調整や、初回起動以降はディスクレス起動も可。 |
◆ シナリオ ◆ |
マルチエンド形式のAVGで、エンディングは4種類。メインヒロイン1人に付き1つのエンドとなり、全員のエンドに到達するとトゥルーエンドが現れる。ストーリーは終盤まで一本道となり、最後に誰を選ぶかで分岐する流れ。 シナリオは、本筋の物語が進行する共通パートの他に、イベントパートと戦闘パートが設けられている。イベントパートはキャラ選択式で、ストーリーが進むと選べる女性も増えて行く。各女性陣のイベントはそれぞれ独立しているため、密接には連動していない。 戦闘パートは敗北すればやり直しとなるが、その際に自軍の兵数が増える救済措置もある。さらに2周目以降の戦闘パートはスキップ可。 三国志に良く似た世界に飛ばされ、訳も分からぬまま君主となって戦いに巻き込まれて行く主人公。しかし史実には居ない謎の白装束の集団が現れ、なぜか主人公の命を付け狙い始める。 |
◆ 総評 ◆ |
【Transsexual Fantasy】 日本でも広く浸透している『三国志演義』の世界を舞台とした本作だが、孔明や曹操などの主要人物を全員「女性」にした上で、攻略対象となるヒロインに据えるという仰天の背景設定。女性化されたキャラの能力や得意分野はほぼ原作通り。基本となる性格もまた、概ね原作に基づいている。 ただしビジュアルは女性であっても、御馴染みの名前からムサくてゴツい男達を想起させてはマズいとの配慮からか、本作では姓名・字の他に「真名」という可愛らしい別名を新たに設けている。Hシーンは勿論のこと、恋愛関連のイベントシーンでもこの真名を使うことにより、原作のイカツい武将を連想してプレイヤーを萎えさせないようにしている。 【無料FD】 2007年8月、本作のアンケート葉書を返送した人宛に『恋姫†無双お返しディスク 謝謝†無双』が配布された。ただし新規ストーリーは無く、壁紙や投稿SS、イラスト等を収録したアクセサリ集。 注目は公式サイトのコンテンツにもある「武将列伝」。31人目以降に「馬岱」「周泰」「郭嘉」など、計9人の本作未登場キャラが掲載されている。各々の人物設定は既に確定しており、これらの未登場キャラは次作『真・恋姫†無双 〜乙女繚乱☆三国志演義〜』に全員登場することとなる。 このお返しディスクは2008年4月にパッケージリニューアルが行われた『新装版』に同梱されている。
タイムスリップした主人公は劉備のポジションに就くため、劉備は登場せずに蜀視点で物語は進む。「関羽を欲しがる曹操」など、原作でのエピソードを盛り込んではいるが、史実通りに進むのは反董卓連合軍辺りまでで、仲間になる時期などは大きく変更されている。 |
初稿:2009.03.02 |
恋姫†無双
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