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満淫電車 DVD特別版

主人公はその筋の者達の間では知らない者のない凄腕の痴漢常習者。
その手口は、薬品を使用して女性の身体の自由を奪ったところに、
卑猥な言葉を耳元で囁き、発情させて白昼の車内で犯す、という特殊なものだった。
強引ながらも女性も同意の上の行為という事にしてしまうその手口の為、
警○の厳しいマークにも関わらず決して捕まる事が無かった。

ある路線を根拠地にチームを組んで痴漢をしていたが、ある時、一斉摘発を受け仲間が捕まってしまう。
辛くも自分だけは逃れる事ができた主人公が、不自然な警○の動きを不審に思っている所に、意外な事実が伝えられる。
今回の逮捕劇は、他の痴漢の罪を主人公達に擦り付けた警○の陰謀であったというのだ。
怒りに燃える主人公は、警○の虚偽の調書作成に協力し、自分達を陥れた女達を探し始める。

勿論、彼なりの流儀で、復讐をするために……。

公式サイトより

ストーリー エロ 感動 システム キャラ ボリューム 総計 主人公
Caa Baa C Ba Caa Caa 62 Caa
 
メーカー
発売日
定価
シナリオ
原画
備考
:BISHOP
:2004.11.26(Fri.)
:\7,800-
:神門武士
:水島☆多也
DL版VISTA対応版あり
 
ジャンル
音声
名前変更
修正ファイル
属性
季節
:AVG
:△
:○
:−
:陵辱
:−
 
OS
CPU
メモリ
DVD-ROM
解像度
HDD
:Windows98/2000/Me/XP
:PentiumU300MHz以上(推奨PentiumV600MHz以上)
:64MB以上(推奨256MB以上)
:倍速以上
:800×600,FullColor以上
:2GB以上
 
◆ 舞台 ◆
 主人公「松井一朗」は痴漢行為を行う3人組のチームリーダー。しかし警察の罠にはまり、メンバー2人が逮捕されてしまう。一連の逮捕劇の裏事情を知った主人公は、警察に協力した女性達に復讐を開始する。

 ゲーム内の期間は、プロローグを除き最大で25日間。移動場所は8箇所の駅がメインとなり、進行状況によっては女性の職場等にも向かう事になる。
 
◆ ターゲット ◆
 攻略可能な女性は6人。内訳は女子高生2、女教師1、熟女1、高飛車1、婦警1。女子高生の1人は隠しキャラ扱いだが、他の5人は最初から登場する。
 Hシーンはほぼ陵辱。ただし主人公は女性の快楽を引き出す薬物を使用するため、抵抗するのを無理矢理といったシーンはない。基本は「痴漢ゲーム→本番」という過程を2回経た後に、最後の輪姦を迎えるという流れ。ただし隠しキャラの女子高生の「痴漢ゲーム」は1回のみ。
 痴漢ゲーム時の淫語のチョイスによって、その後のHシーンが「ノーマル」か「積極的」に変化する仕組み。また、ルートによっては3Pも発生する。組み合わせは「女教師×女子高生」「熟女×高飛車」「婦警×女子高生」の3パターン。

 アナルやバイブ、搾乳といったシチュエーションも用意されているが、特筆すべきは淫語の量。とにかくハンパではなく、Hシーンの最中にひたすら喋りまくる。その様はまるで女性によるセルフ実況中継のよう。
 その公称4000語超の大量の淫語にスポットを当てたのが、各女性のエンディング後に現れる「卑語モード」。通常のHシーン回想と異なり、Hシーンが女性のトークのみに再編集されている。
 
◆ システム ◆
 各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、音声リピート、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能。セーブスロットは全99箇所で、クイックセーブ・ロードも出来る。シーン回想はサムネイル付。
 一方で、Hシーンのみのパートボイス仕様であり、ディスクレス起動も不可。
 
◆ シナリオ ◆
 マルチエンド形式のAVGで、エンディングは7種類。女性1人に付き1つのエンドと、大団円となるハーレムエンドが用意されており、加えて痴漢に失敗した場合、あるいは誰も攻略出来なかった場合のバッドエンドもある。
 基本行動は朝昼晩2回ずつの計6回。MAP移動時に女性の居場所が表示されるため、ひたすら追いかけ続ければ問題は無し。ハーレムエンドにも1周目から到達可能。

 基本の痴漢手法はチームを組んでのパーティプレイだが、プロローグで仲間が捕まってしまうため、結局は主人公1人で行う事になる。痴漢中に淫語ネタがなくなるとゲームオーバーとなるため、序盤にある程度淫語をストックしておかなければならないという、本作独自のシステム。
 
◆ 総評 ◆
【逆ギレ物語】
 主人公率いる痴漢チームは、警察の捏造した被害届けによって一斉逮捕される。危うく難を逃れた主人公は激しく憤り、捏造に協力した女性に復讐を誓う所から物語は幕を開ける。
 無実の人間が罪に陥れられたと激怒する「痴漢常習者」の主人公。しかし一方で、自分が痴漢容疑を逃れるため、またターゲットの女性に痴漢行為を働くために「無関係の乗客」を痴漢に仕立て上げている。自分が陥れた無実の人間に対しては「交通事故と同じ、運が無かった。」とあっさり切り捨てるのだから、相当イイ性格をしている。
 逮捕された仲間のために奔走するも、結局最後はその仲間から裏切られる事になるのだが、この性格ではそれもやむ無し。

【やめてたまるか】
 今では模倣犯も出没するほど、痴漢界のカリスマ的存在となった主人公。しかし元々痴漢行為を趣味としていたわけではなく、むしろかつては痴漢を注意する側だった。ところが、痴漢行為の濡れ衣を着せられたために職を失い、そこからヤケになって痴漢をする側に回ったという過去がある。
 そんな主人公の前に、以前痴漢から助けてあげた女性が現れる。彼女の説得に心打たれ、ようやく痴漢稼業から足を洗う・・・わけはなく、逆に今度は彼女とパーティを組んで一層の痴漢行為に励むという、陵辱ゲームらしい幕引き。

 

 謎の薬品を使用して、次々と女性を快楽の虜にして行くという非常にオーソドックスな痴漢物である本作。次第に陵辱場所を電車外へ移して、いつしか痴漢行為を逸脱してしまうのもまた王道。それでも淫語を始めとするエロ面に関しては、かなりの水準に達している。
 

初稿:2005.10.03

満淫(まんいん)電車(でんしゃ) DVD特別(とくべつ)

 

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