::: エロゲーの殿堂 :::

おねだりSweetie 〜恋のお色直しは何度でも〜

主人公、水上秋介(みなかみ しゅうすけ)は母性本能を刺激するような、かわいい男の子。
彼にひと目ぼれした担任の女性教師、綾瀬ゆずは(あやせ ゆずは)と付き合うようになる。

秋介の従姉妹、水上芙由子(みなかみ ふゆこ)。
彼女は名うてのコスプレイヤーで同居人の秋介をコスプレの世界に引き込んで、
コスプレ仲間にしようと企んでいるが、彼は一向に興味を示そうとしない。

そんな折、秋介に恋人がいることを知った芙由子は一計を案じる。
秋介に自前のコスプレ衣装を手渡し、
「これを恋人に着せなさい。そうしたらきっと秋介にも、コスプレの良さが分かるから!!」と、無茶な要求をする芙由子。
芙由子に弱みを握られている秋介は「一度だけ」と言って、しぶしぶ、彼女の言うとおりにすることを約束する。

秋介はゆずはと2人きりになると、芙由子のコスプレ衣装を手渡して、
「これを着てほしい」と頼む。
はじめのうち、ゆずはは秋介の要求にとまどい、断る。
しかし、秋介がおねだりすると、ゆずははどうにか「ウン」と言う。
おねだりしている際中、ゆずはの困った顔を見て、秋介はなぜかドキドキする。
その後、コスプレ衣装に着替えて、恥ずかしそうにしているゆずはを見て、秋介はますますドキドキする。
興奮を抑えきれず、秋介はコスプレ衣装を着たゆずはを押し倒して、そのままHをしてしまう。

こうして、秋介は恋人のゆずはをイジメる楽しみを覚える。
ゆずはにHなおねだりをして、困った、恥ずかしそうな顔を見るたび、無性に興奮してしまうのだ。

その日を境に、秋介とゆずはの2人はコスプレHにのめりこんでいく。
芙由子の悪企みも知らずに――

公式サイトより

ストーリー エロ 感動 システム キャラ ボリューム 総計 主人公
Ca Ba Caa Ba Ca Caa 59 Caa
 
メーカー
発売日
定価
シナリオ
原画
備考
:裸足少女
:2003.11.28(Fri)
:\8,800-
:大神麒麟,神無月如月
:止田卓史
:−
 
ジャンル
音声
名前変更
修正ファイル
属性
季節
:AVG
:○
:×
:−
:学園
:初夏
 
OS
CPU
メモリ
CD-ROM
解像度
HDD
:Windows98/2000/Me/XP
:Pentium233MHz以上(推奨PentiumU300MHz以上)
:48MB以上(推奨64MB以上)
:倍速以上(推奨4倍速以上)
:800×600,HighColor以上(推奨FullColor以上)
:2GB以上
 
◆ 舞台 ◆
 今春に「駿林学園」へ転入した主人公「水上秋介」は、現在一人暮らしの従姉妹の家に居候中。恋人も出来て充実した毎日を送っていたが、家主の従姉妹がコスプレの道へ引き込もうと誘いをかけて来た。

 ゲーム内の期間は6月4日から始まり、最長で11月23日までとなるが、日にちはかなり飛ばしながら進行する。移動場所は居候先と学園内各所が中心となる。
 
◆ ターゲット ◆
 攻略可能な女性は4人。内訳は女教師と女子高生(眼鏡)2名がメインヒロインとなり、サブヒロインとして女子大生とお姉系が各1名ずつ。
 Hシーンは全て和姦。回数は女教師30回、女子高生22回。一方で女子大生は7回、お姉系は僅か1回と、メインとサブでは大きく扱いが異なっている。「フェラ」「パイズリ」といった基本事項の他に、「アナル」「足コキ」「緊縛」等のマニアックもの、各1シーンずつしかないが「3P」「4P」といった多人数プレイまで、シチュエーションは実に多彩。
 基本のコスプレHには「おねだりH」と「なりきりH」の2パターンがあり、「なりきりH」の方は文字通りコスプレに合わせた役柄を演じる事になる。大抵のHシーンは両者共通のCGだが、ガラリと変わる場合もある。

 1シーンの尺はたっぷりとってあり、後述する淫語やチュパ音も充実している。また1シーン内でも当たり前の様に連戦連発が行われる。
 
◆ システム ◆
 各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能(スロット32)だが、コスチューム選択画面ではセーブ不可。画面効果の調整やBGMのフェード、直前の選択肢に戻ること、ディスクレス起動も可。

 公式サイトで「おまけパッチ」が配布されており、適用するとHシーンが2つ追加される。ただしテキスト(音声付)のみでCGは無し。
 
◆ シナリオ ◆
 マルチエンド形式のAVGで、エンディング数は6種類。メインの2人には各2つずつ、サブの2人には各1つずつのエンドが用意されている。エンディングに到達すると各ヒロインのエピソードが出現する仕組み。
 当初はメインの2人しか選べないが、特定の条件を満たすとサブヒロインも選択出来るようになる。ただしメインヒロインに比べてサブはかなりのショートストーリーで、ルート分岐も無い。

 巨根のショタ系を主人公に据えたエロ直球型のシナリオで、開始直後から問答無用でHシーンへ突入して行く。その後も間断無くエロが続く怒涛の展開だが、意外にも終盤には主人公の過去のトラウマを絡めた山場が設けられている。
 
◆ 総評 ◆
【Costume Play】
 本作最大のウリであるコスプレ。発売前に公式サイトで希望するコスチュームの募集を実施し、その応募の中からも多数採用するなど、ユーザーのリクエストにも応えてみせた。
 その種類はかなり豊富で、「ナース」「チャイナ服」「バニガール」といった王道物から、「テニスウェア」「スク水」「体操服」等のスポーツ系、「プラグスーツ」「戦隊ヒロイン」等のキャラクター物、その他にも「天使」「くノ一」などマニアックを通り越して奇抜なコスチュームまで用意されている。
 そして中には、主人公自らが「ベビー服」を着用するチャイルドプレイまでもある。

【淫語パラダイス】
 エロ面に力点が置かれている本作では、淫語についても相当充実している。Hシーンに入るや淫語のオンパレードで、一般的なものからライター独自の造語までバリエーションも多様。大量に投入すればいずれかがプレイヤーのツボにヒットするであろうとの目論見からか、ひたすら淫語の乱れ撃ち。余りに多過ぎるため、かえって食傷気味に感じる可能性もあるほど。
 しかしこの淫語に対する強い拘りこそが、「ち○ぽ歯ブラシ」「精液シャンプー」等の一部のマニア歓喜の名言を生み出す事になった。

 

 濃厚なテキストやシチュエーションを多数用意するなど、エロを前面に押し出した構成。しかし最初は2人しか選べず、その上純愛和姦が前提のため最後まで同じ女性としかH出来ない。その点を克服するため、コスプレ着用によって変化を付けているが、中盤以降の単調感は避け難い。
 

初稿:2006.06.05

おねだりSweetie(スウィーティ)(こい)のお色直(いろなお)しは何度(なんど)でも〜

 

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