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女教師 DVD EDITION

2002年3月に発売し、大好評を博したアトリエかぐやのヒット作、『女教師』が装いも新たに『DVD EDITON』として登場!
女性キャラのキャスティング一新、インターフェースの強化、そして新しい『もう一つのハーレムルート』を加えて再び、開校。

公式サイトより

ストーリー エロ 感動 システム キャラ ボリューム 総計 主人公
Caa Ba Ca Baa Caa Caa 64 Ca
 
メーカー
発売日
定価
シナリオ
原画
備考
:アトリエかぐや
:2005.07.29(Fri.)
:\4,800-
:神無月ニトロ,etc.
:M&M
:−
 
ジャンル
音声
名前変更
修正ファイル
属性
季節
:AVG
:○
:×
:−
:陵辱,学園
:−
 
OS
CPU
メモリ
DVD-ROM
解像度
HDD
:Windows98/2000/Me/XP
:PentiumU400MHz以上(推奨PentiumV500MHz以上)
:64MB以上(推奨128MB以上)
:倍速以上
:640×480,HighColor以上(推奨FullColor以上)
:1.24GB以上
 
◆ 舞台 ◆
 これまで数々の学校を渡り歩き、女教師狩りを行ってきた主人公「伊達祐一郎」。現在は名門「颯華学園」に学籍を置いている。そこへ新しく赴任してきた教師は、かつて性奴隷として調教した女性だった。

 ゲーム内の期間は最長で30日間。移動場所は教室や保健室、廊下といった校内各所。
 
◆ ターゲット ◆
 攻略可能な女性は7人。内訳はメインの女教師3名(高飛車・クール・熟女)、サブの女教師2名(眼鏡・養護教諭)、その他に入院患者と学園長が1名ずつ。女教師(クール)と入院患者(ロリ系)は姉妹という設定。
 Hシーンは陵辱が基本路線で、中には和姦もあるというスタンス。回数はメインが約20回となるが、クールだけは13回。サブは眼鏡6回、養護教諭4回、学園長1回と女性によってかなりバラつきがある。入院患者に個別シーンは無く、姉とセットの姉妹丼が5回。さらに女教師達との3P&4Pが2回。
 陵辱メインだけあって、「輪姦」「緊縛」「器具」「スカトロ」といったハード系が多く、服装もスーツ姿の他に「ボンデージ」「体操服」「裸エプロン」「水着」など多彩。プレイも「教室」「野外」「トイレ」「放送室」等、校内のあらゆる場所で行われる。また、女教師モノの基本である授業中のイタズラや、カブト虫の幼虫を使用する奇抜なシチュエーションもある。

 主人公は「陵辱者」と「被虐者」の2名が設けられ、同じ陵辱でも「攻め」と「受け」の2パターンがある。加えて被虐者の方にはショタ属性が付加されている。
 
◆ システム ◆
 各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、音声リピート、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能。セーブスロットは全100箇所で、サムネイル付。クイックセーブ・ロードも出来る。テキストはマウスホイール対応で、画面効果の調整やディスクレス起動も可。
 
◆ シナリオ ◆
 マルチエンド形式のAVGで、エンディングは15種類。女性1人に付き2〜3の個別エンドのほか、誰とも結ばれないバッドエンドも用意されている。スタート時は「陵辱」と「誘惑」の2つのルート選択が可能で、それぞれ主人公は異なる。同じ時間軸の物語が、2人の主人公の視点で展開される簡易マルチサイト。それぞれのルートでしか攻略できないヒロインが1人ずつ配置されている。
 基本行動は「朝」と「昼休み」の1日2回。陵辱ルートではアイテム収集の要素もあり、一度入手したアイテムは遡ってロードしても有効となる。アイテム自体は2人の主人公が共有している。
 誘惑ルートの全エンドに到達すると「誘惑」主人公のハーレムルート、アイテムをコンプすると「陵辱」主人公のハーレムルートが出現する仕組み。

 本作は2002年3月にリリースされた『女教師』のリメイク。声優の差し替えやシステム周りの強化が行われ、メディアもDVDへと変更された。注目の追加ストーリーは、誘惑ルートの炎之華エンドをベースとしている。同じ原画家が担当しているものの、画のタッチはかなり変化している。
 
◆ 総評 ◆
【受け≠マゾ】
 2人の主人公を設定し、各々に「陵辱」と「誘惑」という両極端なルートを担当させた本作。多様化するプレイヤーのニーズに応えるため、「攻め」と「受け」を用意した格好。
 陵辱ルートは文字通り、直球ドSのストーリー展開で、女性達を性欲の捌け口として次々に篭絡して行く。となればもう一方の誘惑ルートは、ドMの主人公が調教されてヒイヒイと喜ぶストーリーかと思いきや、全くそうはならない。主人公は女性達に虐げられるのを終始嫌がるなど、ドMとしての素質は余り窺えない。両親には捨てられ、同級生からは日常的に暴力を振るわれるなど、非常に重苦しい内容であり、これを「受け」と称するメーカーの惹句にはやや疑問が残る。

【OVA】
 2002年12月に「Milky」より『女教師 一時限目』がリリースされた。以降、翌年8月までの『二時限目三時限目』の計3作で完結している(2004年7月には総集編『THE BEST』発売)。
 人物や背景等の基本設定は原作に準拠しているが、各所で構成を変えている。物語は伊達を主人公に据え、転校して来る所から始まる。原作では描かれなかった、伊達が女教師狩りを始めるきっかけとなった事件も収録。原作ではそれぞれ独立していたストーリーを1つにまとめ、全く異なる結末を描いた。エロ度は及第点だが、作画レベルはイマイチ。

 

 メーカーとしては初めてマルチサイトに挑戦した意欲作。ややフラグ管理が甘く、入り組んだストーリーではないものの、1作品の中に異なる2つの性的嗜好を織り込むという、貪欲にエロスを追求する姿勢は評価できる。
 ちなみに、アトリエかぐやの陵辱作品では準レギュラーである、変態「田村」の高校時代が本作で登場する。
 

初稿:2011.02.02

(おんな)教師(きょうし) DVD EDITION(エディション)

 

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