::: エロゲーの殿堂 ::: |
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◆ 舞台 ◆ |
主人公「水原拓海」は、片思いをしているマドンナ的存在のクラスメイトから、ある日屋上に呼び出される。すわ告白かと期待に胸を膨らませるが、その彼女の口から出た言葉は予想外のものだった。 ゲーム内の期間は不明。移動場所は自宅を中心として、学校や病院、繁華街、女性宅など。 |
◆ ターゲット ◆ |
攻略可能な女性は18人。内訳は女子高生5、ロリ系2、双子2で、レオタード、姉、義母、女教師、ナース、婦警、妊婦、新婦、アイドルが各1名ずつ。 Hシーンは1つを除き、全て陵辱。回数は幼馴染が5回、ツインテールとアイドルが2回ずつとなり、その他はそれぞれ1回ずつ。加えて3Pが5回、4人以上の複数プレイが3回用意されている。フェラやパイズリは勿論の事、「アナル」「器具」「ボテ腹」等のハードなシチュエーションが多い。強姦中心のため、野外での半脱ぎHも豊富。淫語に修正や消し音は無い。 |
◆ システム ◆ |
各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、音声リピート、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能。セーブスロットは全14箇所でサムネイル付。画面効果等の調整やキャラごと音声ON・OFF、ディスクレス起動も出来る。シーン回想では、回想途中でも選択画面に戻れる。 ディスク内にはヒント集や立ち画集などが収録されている。 |
◆ シナリオ ◆ |
マルチエンド形式のAVGで、エンディングは8種類。「HAPPY
END」らしきものも1つあるが、その他は全てダーク系のエンド。主人公が命を落とす「BAD
END」も用意されている。主人公の攻略した女性の組み合わせでエンディングも決まるが、自力では意外と手間取るのでヒント集を参考に。6つのエンドを見るとハーレムエンドに、その後に最終のエンドへ到達するという流れ。 主人公の完全な逆恨みから悲劇の幕が上がる本作。ルートは大まかに「家族」「学校」「病院」の3つに分けられ、レイプの対象は身近な人から通りすがりの人まで広範囲にわたる。 |
◆ 総評 ◆ |
【妥協を許さない】 タイトル通り「レイプ」がメインとなる本作。ある出来事を契機に強姦魔として開眼した主人公は、妊婦だろうと身障者だろうと、目に入る者は手当たり次第襲い掛かって行く。 しかし本作に登場する女性達の中には、性知識に乏しく、自分が強姦されているという自覚の無い者も稀にいる。にわかには信じがたい状況だが、これは本来であればスムーズにコトが運ぶケース。しかし「レイプ」というシチュエーションに強い拘りを持つ主人公は、そんな女性にあえて恐怖を与えるために殴り付け、泣き叫ばせた上で行為に及ぶという筋金入りのレイパー。 【特典アニメ】 本作の発売前より、公式サイトにて登場キャラの人気投票が行われ、晴れてロリ系(盲目)が「レイプクィーン」に選出された。投票のコンセプトが「レイプしたいキャラ」であった事から、発売後に追加のHシーンが製作された。現在では公式サイトで無料配布されている(要パスワード)。 該当シーンはボテ腹状態のロリ系が、ナースのディルドで犯されるというもので、本編の「朝日奈ルミ&亜桜真白」の流れを引き継いでいる。音声付で、全編アニメーションを導入しているが、アニメ自体の動きはぎこちない。それでも低価格作品の無料特典で、ここまで提供した点については高評価。
ボリュームの薄さからキャラ付けが弱くなるのはどうしても避けられないが、明確な一つのテーマを設定し、徹底的に突き詰めた点は、低価格作品として非常に正しい製作姿勢。もうレイプというシチュエーションだけで突貫出来るユーザーにはおあつらえ向きの作品。 |
初稿:2007.07.06 |
レイプ!レイプ!レイプ! |