::: エロゲーの殿堂 ::: |
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◆ 舞台 ◆ |
私立のとある学園の化学教師である主人公「佐久間貴弘」には裏の顔があり、学園内で多くの女生徒に対して性奴隷としての調教を行っていた。そして手下達から、新たなターゲットとなる4名のリストが提供される。 ゲーム内の期間は、本編が最長で22日間となる。移動場所は理科準備室をメインとして、屋上や体育倉庫等の校内各所。 |
◆ ターゲット ◆ |
攻略可能な女性は5人。内訳は女子高生3名(清楚、高飛車、ロリ系)と保険医の計4名がメインヒロインとなり、サブヒロインとして女教師が1名。保険医と清楚が親子、高飛車とロリ系が姉妹という設定。その他に、1シーンだけの女性ゲストが何名か登場する。 Hシーンは全て陵辱で、回数はメインの4人が11〜15回、サブの女教師は7回となる。「フェラ」「パイズリ」「アナル」「姉妹レズ」「3P」といったものから、「公開オナニー」「女体盛り」「昏睡レイプ」や、保健の授業と称して生徒に女性器を披露させたりするなど、マニアックなシチュエーションも多い。 淫語もそれなりに豊富で、テキストでは「×」で消されているがピー音は無い。 タイトル通りHシーンは「輪姦」がメインとなるが、個人プレーを好む主人公は余り参加せず、傍観するケースが多い。また女性達を、調教後に他の男性へ与えるのではなく、調教中であっても次々に放り込んで行く。 |
◆ システム ◆ |
各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、過去ログ(音声履歴無し)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能。セーブスロットは全99箇所のサムネイル・コメント付で、クイックセーブ・ロードも出来る。画面効果の調整やディスクレス起動も可。 音質については、通常会話と嬌声との音量差が目立つ。 公式サイトから、母娘&姉妹の2種類の録り下ろしボイスドラマをダウンロード出来る。 |
◆ シナリオ ◆ |
マルチエンド形式のAVGで、エンディングは4種類。メインヒロインの4人に個別エンドは無く、ハーレムエンドも無し。母娘と姉妹でエンディングが各1つずつ用意されている。 基本は狙った女性をひたすら追いかけ続ければ良く、ストーリー途中における男性陣の要求に応えるか否かでエンディングが決まる。女性達とのエンディングを迎えたければ、野獣共には与えないこと。期間は最長で22日間設けられているが、1日に出来る事はただヤるだけであり、日数はすぐに経過する。 スタート時点で既に学園内に多くの奴隷を抱え、学園長すらもその支配下に置く主人公。「釣堀」と称する、新たな奴隷選抜用の「特別クラス」を作れるほど、絶対権力を保持している。主人公は女性を性処理の道具としか考えておらず、自分の彼女がレイプされる様を見ても、悔しさより興奮感が勝る筋金入りの男。 |
◆ 総評 ◆ |
【奴隷商人】 一介の化学教師に過ぎない主人公が、学園内を実効支配するに至った背景には、自らの育成した性奴隷を有効利用した点にある。自分の食い飽きた奴隷達を、男子学生や他の教員に払い下げ、その見返りとして彼らの忠誠心を得るというシステムを構築する事により、学園の裏の支配者として君臨する事に成功した。 しかしヤりたい盛りの男子学生の性衝動をコントロールするのはやはり難しいようで、主人公が手配する前に新たな獲物を要求して来たり、時には主人公に背いて調教中の奴隷達を食ってしまう事もある。この点裏の支配者たる主人公であっても、闇雲に彼らの欲望を押さえ付けるだけではなく、直属の奴隷を与えるなどして、そのコントロールに腐心する様子が描かれている。 【肩透かし丼】 メインヒロイン4人には「母と娘」「姉と妹」の属性が付与され、物語途中からはワンセットで扱われるようになる。すわ親子丼&姉妹丼かと思いきや、丼シーンは意外にも終盤まで無い。さらにそれらの丼物も、他の男達が輪姦しているのを眺めているだけのパターンが多い。 エンディングでは喧嘩してまで主人公を巡って争う母娘だが、実際ストーリー中ではそれほど彼女達に手を付けていないのもまた事実。
ストーリーのボリュームは少なく、またHシーンばかりが序盤からハイペースで続くため、キャラ付けも必然的に弱くなっている。にも係わらず、Hシーン自体はかなりエロく仕上がっており、作り方次第では化ける可能性もあった作品。特に淫乱へと堕ちるまでを引っ張った点については高評価。 |
初稿:2006.01.12 |
輪奸学園
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