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| ◆ 舞台 ◆ |
| クーデターに失敗し、長き獄中生活を送る主人公「ヴァン・レンボルグ」。そんな主人公の前に「エストゥール王国」の第二王位継承者にしてかつての婚約者「エルディア」が現れ、ある提案を持ちかけて来た。 ゲーム内の期間は最大で50日間。移動場所は全部で８箇所。特定の条件を満たさなければ行けない場所もある。 |
| ◆ ターゲット ◆ |
| 攻略可能な女性は10人。メインヒロインは姫２人で、その他の内訳は女騎士とロリ系（姉妹）、熟女と高飛車（母子）、ふたなりとシスターが各１名ずつ、メイドが２名となっている。 Ｈシーンはほぼ凌辱で占められており、もっぱら牢獄内で行われる。「剃毛」「放尿」「アナル」「浣腸」といったマニアックなシチュエーションの他に複数プレイも多く、「母子３Ｐ」「姉妹３Ｐ」「レズ３Ｐ」といった組み合わせから、多人数が入り乱れる「輪姦」まで用意されている。 主人公が参加せずに、女性が凌辱されている様を眺めているだけのシーンも多い。 |
| ◆ システム ◆ |
| 各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節（３段階）、過去ログ（音声履歴有り）を搭載し、随時セーブ・ロードも可能（スロット100）。画面効果の調整やディスクレス起動も可。 スキップは既読・未読判別可で、未読部分まで一気に飛ぶ仕様だが、既読・未読判定はやや甘い。また、パートボイスであり、音声はＨシーンと主要なイベントシーンのみとなる。 |
| ◆ シナリオ ◆ |
| マルチエンド形式のAVGで、エンディングは５種類。多くの女性が登場するが、個別エンドがあるのは姫２人だけ。他の女性達についてはハーレムエンドで一まとめにされている。その他に、目的が失敗に終わった場合のバッドエンドもあり、その場合には攻略のヒントが与えられる仕組み。 行動は午前と午後の一日２回。ただしイベントが発生すると１回のみで終わる場合もある。期間は最長で50日であり、その間に姫２人のどちらかを落とせなければバッドエンド。基本的には、狙った女性の現れそうな場所を押さえ続けて行けば問題は無い。スムーズに進めれば30～40日で終わる。 幼き頃、借金のカタとして姉共々父親に売り飛ばされた主人公。その後は性の玩具として弄ばれた挙げ句に投獄され、長年の間獄中で生き長らえて来た。そんな主人公が再び世に放たれ、腐敗した王国の内部で密かに行う復讐劇。 |
| ◆ 総評 ◆ |
| 【Avenger】 復讐心に猛り狂い、女性達はおろか王国そのものまでも破滅へと導こうとする主人公。しかし主人公の過去を知る女性達によって諭され、次第にかつての心を取り戻し、正気に戻ってハッピーエンドを迎える・・・といった王道の展開は全く無い。 彼女達が以前の主人公に対する憧れや想いを打ち明け、その心に訴えかけても、彼の固い信念が揺らぐ事はない。なぜなら彼女達の記憶に残る美しい思い出の時点で、既に主人公は復讐心を抱いていたから。 結局主人公が幸福だった時代は一切描かれず、またその後に改心する事も無いという、復讐に始まり復讐に終わる徹底したリベンジ・ストーリー。 【選手≦指導者】 主人公の頭の中には、自分や姉の受けた屈辱を晴らす事しかないため、ターゲットとなる女性達に対しては何ら執着を見せない。ましてや処女を奪うといった事にも関心が無い。それ故、女性達を囚人や傭兵など不特定多数の男達にあっさりと与えてしまう。自分が手を付ける前にそれら野獣の群れへ放り込む事もしばしば。 まず最初は自分の手で徹底的に調教したいプレイヤーにとっては、やや肩透かしを食らう主人公。
まず最初にメイド２人を堕とし、その２人を利用して次なるターゲットを狙い、今度は新たに堕とした女性を利用して次のターゲットを・・・といった「凌辱連鎖システム」を謳う本作。姫２人以外は壊れるまでがちょっと早いものの、母と息子や姉と妹を強制的に交わらせるなど、背徳のムードは十分に漂っている。 |
| 初稿：２００５.０９.１９ |
凌姫 ～淫らに響く復讐の輪舞曲～ |