::: エロゲーの殿堂 ::: |
◆ 舞台 ◆ |
鉄道職員の主人公「天野哲雄」は、勤務する会社が長年の赤字状態で、廃線を検討していることを知る。夢だった車掌の仕事を失いたくない主人公は、廃線を免れるために、ある奇策に打って出る。 ゲーム内の期間は最長で14日間。移動場所は自宅と、職場である各駅を中心として、イベントで女性の自宅や遊園地などにも出かける。 |
◆ ターゲット ◆ |
攻略可能な女性は7人。内訳は女子高生3名と、OL、人妻、婦警、上司が各1名ずつ。その他に、主人公は手を出さない名も無きゲストが数名。 Hシーンは基本的に全て陵辱となるが、女性が堕ちてからは従順になる。回数は基本1人に付き4回となるが、メインヒロインの女子高生2回、婦警5回、上司1回と若干のバラ付きがある。「フェラ」「パイズリ」「アナル」から、「バイブ」「アナルビーズ」の器具系や輪姦、野外といったシチュエーションが用意されている。 タイトル通り、Hシーンの約半数は運行中の電車内にて行われる。 淫乱気質の女性を物色し、性奴隷に仕立て上げた後に、最終痴漢電車で行われる痴漢祭りに供するのが主人公の仕事。ターゲットとなる女性に情が移ることは一切ないので、寝取られ感は薄い。ただし主人公に想いを寄せるメインヒロインを犠牲にするHシーンだけは多少の覚悟が必要。 |
◆ システム ◆ |
各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、音声リピート、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、痴漢パート以外では随時セーブ・ロードも可能。セーブスロットはサムネイル付の全110箇所。テキストはマウスホイール対応で、画面効果の調整やディスクレス起動も可。シーン回想はサムネイル付で、回想途中でも選択画面に戻れる。 |
◆ シナリオ ◆ |
マルチエンド形式のAVGで、エンディングは8種類。基本は女性1人に付き1つのエンドとなり、その他にトゥルーエンドと、メインヒロインには2つのエンドが用意されている。 基本行動は1日に付き、朝・昼・晩の3回。ターゲットに対して「痴漢→呼び出し→生贄」が一連の流れ。女性を生贄として最終痴漢電車に放り込まなければ個別エンドには到達できない。よって本作には、ターゲットを犠牲に捧げるかどうかという選択肢は存在しない。 痴漢パートでは音ゲー風のマウスクリックを要求される。快感度より不快度が先にMAXになったら痴漢失敗。ゲームの難易度は3段階の調整が出来る。 本作は2001年10月に発売された『最終痴漢電車』のリメイク。音声・BGMの一新やシステム周りの強化、ゲームパートの改良等が施され、メディアもDVD化された。しかしゲームパートは改良を加えるよりも、いっそバッサリと削除した方が良かった。 |
◆ 総評 ◆ |
【シリーズ第2弾】 2003年12月には、本作の続編となる『最終痴漢電車2』がリリースされた。ストーリーに直接の繋がりは無いものの、世界観は完全に共有しており、本作より後の出来事という位置付け。本作の主人公も顔見せ程度で出演している。一方で、本作のストーリー中においても、続編のキャラや学園名などがサラリと登場しており、次作への伏線が張られている。 本作で導入された痴漢ゲームは引き継がれず、通常のAVG作品となっている。 【OVA】 2002年9月にミルキーより『最終痴漢電車 Rail-1』が発売される。その後、同年11月の『Rail-2』と、2003年2月の『Rail-3』の計3作で完結している。2004年4月には総集編『THE BEST』をリリース。 背景設定や基本となるストーリーは原作とほぼ同じ。ただし一部のキャラの役どころは変更され、有名無名の新キャラも多数登場し、主人公のテクも原作より神掛かっている。Hシーンは原作のシチュエーションの他に、オリジナルのシーンもあり。液描写が弱いものの、作画レベルは中の上程度で、総じてエロ度は高い。
自分だけ気持ち良くなってもダメ。相手も気持ち良くせねばならないという独自の行動美学を持つ主人公。その痴漢テクは勿論、度胸も満点で同じ痴漢仲間からも一目置かれているカリスマ的存在。そのせいか、この手のジャンルにありがちな、現行犯逮捕によるバッドエンドなどは本作に存在しない。 |
初稿:2010.11.01 |
最終痴漢
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