::: エロゲーの殿堂 ::: |
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◆ 舞台 ◆ |
南海に浮かぶ孤島の楽園「セクシーアイランド」への招待券を手にした主人公。そこでは同じく招待客である5人の女性達との出会いが待っていた。 ゲーム内の期間は不明。移動場所は宿泊先のホテルを中心に、浜辺やプール、温泉等の島内各所。 |
◆ ターゲット ◆ |
攻略可能な女性は5人。内訳はツインテール、巨乳、ショートヘア(以上外国人)と、おさげ、お姉系(以上日本人)が各1名ずつとなる。フロント係は攻略不可。そちらは『キャラクター追加DISC』で。前作同様、登場キャラは全員過去の「ILLUSION(Dreams)」作品で出演済み。 Hシーンは全て和姦。回数を重ねるごとに選べる体位も増え(最大8種類)、女性陣も徐々に積極的になる。射精時(外出し限定)には発射場所の選択も出来る 。 最終的にはアナルへの挿入も可能となるが、セリフが若干変化するだけで、アクション等に変化は無い。 面倒だった前作でのゲージ溜め作業は改善され、容易にフィニッシュを迎えられるようになった。本番途中での体位変更や強制終了の他、フェラシーンへの切り替えも可能になるなど着実に進歩している。 |
◆ システム ◆ |
各種音量調節、音声リピート、画面効果の調整、過去ログ(音声履歴有り)を搭載し、テキストはマウスホイール対応。セーブは特定の場所に限定され、スロットは全3箇所あるものの、最初に選択したスロットをずっと使い続ける方式。ロードはタイトル画面のみ。スキップはCtrl強制で、ディスクレス起動は不可。 ステータス画面では総プレイ時間、デートの回数やその内容等これまでの経過を確認できる。 |
◆ シナリオ ◆ |
移動場所選択式のSLGで、屋外が6箇所と屋内が4箇所の計10箇所。各時間帯においてデートする女性を選択し、5段階に分けられた親密度を満たすとクリアとなる。ただしクリア判定はあるもののエンディングは無い。 当初は浜辺でビーチバレーやリンボーダンスなどの一人遊びに興じる女性を眺めるだけ。次に「オイル塗り」が出来るようになり、やがて待望のHが可能となるという流れ。最終的にはあらゆる場所と時間帯で、オイル塗りとHが出来るようになる。 オイル塗りはオイルの種類によって「肌の色」に変化を付ける事ができる。小麦色やガングロ、あるいは美白など数種類のバリエーションがあり、水着によっては日焼け跡を付ける事も出来る。 |
◆ 総評 ◆ |
【ドリームチーム2】 本作に登場する女性は、前作同様「ILLUSION(Dreams)」製作の既発作品より選ばれている。5人の出演作品の内訳は『DES BLOOD4(イスカ・アンダーソン)』『DBVR(マリア・アンダーソン)』『INTERACT PLAY VR(赤城愛美)』『A-GA〜激動の惑星〜(イーオ)』『尾行3(綾瀬麗子)』。 例によって女性陣は出演作品の設定を軽く引きずっており、会話の端々に原作ネタが現れる。とは言え、元ネタを知っていれば多少は楽しめるという程度でしかなく、これもまた前作と同じく敷居は低くしてある。 【お楽しみDISC】 2006年12月には『Sexyビーチ3 キャラクター追加DISC』が発売された。文字通りキャラクターの追加をメインとするおまけディスクだが、コスチュームの追加や髪の色の変更の他、Hシーンでのアクション(足コキ&69)も追加されるなど、追加というよりはバージョンアップディスク。 新たに参加する女性の出演作品は『DES BLOOD4(バエル・アルタルス)』『INTERACT PLAY VR(北本麻矢)』。バエルは前作に引き続いての登場となった。更に隠しキャラとして特定の条件を満たすと『DES BLOOD4』のフェイが現れるが、こちらはオイル塗り等は出来ず、Hシーンのみとなる。
相変わらずマニアックな部分での芸が細かく、またエロ面が強化されるなど前作での問題点もキッチリ解消している。メーカー作成の「Sexyビーチの歴史」によれば、「人工少女」もその系譜に組み込まれているが、自由度や創意工夫度に関しては『人工少女2』に及ばない。本作とはあくまで別物と割り切るべき。 |
初稿:2007.03.16 |
Sexyビーチ3 |