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そこダメ!姉さん 完声版

幼い頃両親を亡くした僕を、ずっと育ててくれた義姉さん。
その姉さんが、3年前突然姿を消した姉さんが、突然帰ってきた。

だけど、こ、これが………あの優しかった姉さん???

世間の常識などどこ吹く風、わがままで気まぐれ、図々しく自己本位、おまけにバイの両刀使い。
ことあるごとに、弟の僕を誘惑する始末………。

おまけに追っかけまで引き連れて、僕のガールフレンドまで巻き込んで、そりゃあもう大騒ぎ!

ああ、平穏だった僕の日常はどこに………(涙)

エロドラマシリーズ第3弾!!

公式サイトより

ストーリー エロ 感動 システム キャラ ボリューム 総計 主人公
Ca B Caa Ba Caa Ca 58 Caa
 
メーカー
発売日
定価
シナリオ
原画
備考
:び〜にゃん
:2001.08.31(Fri.)
:\7,800-
:萌木一路
:明雄
DL版あり
 
ジャンル
音声
名前変更
修正ファイル
属性
季節
:AVG
:○
:×
:○
:学園
:−
 
OS
CPU
メモリ
CD-ROM
解像度
HDD
:Windows95/98/2000/Me
:Pentium200MHz以上(推奨PentiumMMX233MHz以上)
:32MB以上(推奨64MB以上)
:4倍速以上
:640×480,HighColor以上
:10MB以上
 
◆ 舞台 ◆
 高校3年にして、初の彼女が出来て浮かれ気分の主人公「太田譲」。そんな所へ音信不通となっていた姉が突然現れる。しかしその姉は主人公の記憶に残る女性とは異なり、まるで別人の様になっていた。

 ゲーム内の期間は不明。移動場所は自宅〜学校を中心として、公園や川原など。
 
◆ ターゲット ◆
 攻略可能な女性は6人。内訳はメインヒロインの姉の他に、恋人、ボーイッシュ、高飛車、眼鏡、天然が各1名ずつとなっている。Hシーンの回数は各女性によって5〜10回と差が開いている。ただし姉は主人公以外にも多くの女性とカラむため、実質上は最多出場。
 Hシーンはほぼ和姦だが、一部陵辱的なシーンもある。「器具(バイブ・クスコ)」「縄縛」「放尿」「SM(鞭・蝋)」「野外」といったマニアックなシチューションもあり、姉がディルドを付けて女性を襲うレズシーンや3Pなども用意されている。しかしテキストは淡白で、フィニッシュに向けての盛り上がりも弱い。
 
◆ システム ◆
 各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能。セーブスロットはサムネイル付の全40箇所で、クイックセーブ・ロードも可。テキストは瞬間表示に固定され、次の選択肢までのスキップやディスクレス起動も出来る。
 
◆ シナリオ ◆
 マルチエンド形式のAVGで、エンディングは12種類。明確な「HAPPY END」のある女性もいれば、ロクなエンディングが無い女性もいる。姉と恋人はルートがかぶっており、エンディングも重なるものが多い。
 基本的には狙った女性を追いかけ続ければ問題は無いが、分岐が良く分からないポイントもしばしばある。

 主人公の童貞を奪った後も、怪しげな薬を仕込んだりとあの手この手で襲い続ける姉。暇を持て余すと、わざわざ学校まで乗り込んで主人公を食べに来るほどその性欲は旺盛。
 一方で、姉と異なり主人公の基本スタイルは「受け」だが、ルートによっては姉の手引きによりサディスティックに変身させられる場合もある。要するに姉の思うがまま。
 
◆ 総評 ◆
【バイな姉】
 主人公の前から突如として姿をくらました美しく優しき姉。しかし3年後に再会して見れば、全くの別人に変貌してしまっていた。弟である主人公の貞操を四六時中狙うばかりでなく、弟の彼女やクラスメートまでをも毒牙にかけようと画策する。彼女の前には男女の性別など関係なく、さながら猛禽類の如くひたすら獲物を狙い続ける。
 そんな極エロに変身した姉の巻き起こす単なるドタバタ劇かと思いきや、その姉ルートでは件の変わりっぷりについて意外に切ない理由が設けられている。

【受身な弟】
 姉のいなくなった後も、すくすくと純情青年に成長した主人公。勇気を振り絞り、遂に彼女をゲットした矢先に、悪魔と化した姉が帰って来た。
 姉の誘惑を振り切って恋人一筋を貫くか、それとも状況に流されて姉や姉の虜にした女性達と快楽を貪るか。全てはプレイヤーの選択に委ねられているが、実際は恋人を選ぼうにも全てのルートが姉がらみで、「HAPPY END」と呼べるものが存在しないのもまた事実。
 やはり本作では素直に姉に従って、そのおこぼれにあずかるのが正しいプレイスタイル。

 

 性欲の権化となってしまった姉ではあるが、愛しい弟の動向を常に監視し、ピンチの時には現れるという頼もしさも見せる。また、どのような鬼畜エンドを迎えようとも、姉の弟に対する愛情は変わらない。ヌキゲー色の強い本作だが、その溺愛ぶりだけは清々しい。
 

初稿:2005.10.10

そこダメ!(ねえ)さん 完声(かんせい)

 

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