::: エロゲーの殿堂 ::: |
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◆ 舞台 ◆ |
闇から現れた魑魅魍魎の蔓延る魔都と化した東京にて、人魔外道の悪を誅滅する「対魔忍」の主人公「井河アサギ」。朧忍軍の首領を倒して無事任務を完遂し、職を退いてから3年の月日が流れた。 ゲーム内の期間は不明。移動場所は、当初は自宅周辺となるが、中盤以降は全て「カオス・アリーナ」内部に限られる。 |
◆ ターゲット ◆ |
攻略可能な女性は3人。内訳はメインヒロイン(黒・長髪)と、その妹(ショート・活発)、そして敵方の妖女となる。 Hシーンは全て陵辱。回数はメインが7回、妹は2回、3人合わせたシーンが1回となり、妖女に個別シーンは無い。女性陣の相手は固定されておらず、ほとんどの場合はオークや触手といった人外の魔物が務めることになる。 輪姦を中心とした非常にハードなシチュエーションがズラリと揃っており、白目を剥くアヘ顔(イキ顔)も多い。また複数のシーンで、「デジアニメ」と称するアニメーション(部分アニメの組み合わせ)も導入されている。 肉体改造も行われるが、主に感度アップを目的としたものであり、原型を留めない様なムチャな改造が行われることはない。しかしその姉妹の感度を強化したという設定が余り活かされてはいない。 |
◆ システム ◆ |
各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能(スロット20)。テキストはマウスホイール対応で、シーン回想はサムネイル表示付。その他に、画面効果のON・OFFやクイックセーブ・ロード、ディスクレス起動も出来る。 付属のテキストファイルには「攻略のヒント」も掲載されている。 |
◆ シナリオ ◆ |
マルチエンド形式のAVGで、エンディングは4種類。「GOOD
END」が1つで、残り3つは「BAD END」となる。全体のボリュームも薄く、分岐ポイントも少ないためフルコンプは容易。とにかくどんな悲惨な目に遭っても、強い意志を持ち続ければ「GOOD END」には辿り着ける。 対魔忍の役職を退き、一人の女性としての幸せを掴みかけていたアサギ。しかし元上司より、急遽職務復帰の要請が入る。再び血生臭い世界へと戻る事に躊躇するアサギだったが・・・。 |
◆ 総評 ◆ |
【長寿作品となるか】 元々は2005年10月に「BLACK LiLiTH」より『対魔忍アサギ』として発売された本作。翌年9月に『完全版』として、ブランドを「ANIME LiLiTH」に移し、シナリオ追加やHシーンにデジアニメ処理を施してリニューアル。一方で、2005年12月には実質上のシーン追加となる短編作品『対魔忍アサギ外伝 〜カオス・アリーナ編〜』を発表している。 発売当時から低価格作品ではあったが、ラストにて次回作への伏線を引いていた。それを受けて約1年後の2006年10月には、続編となる『対魔忍アサギ2 〜淫謀の東京キングダム〜』が送り出された。 【OVA】 2007年3月には「PIXY」より『対魔忍アサギ Vol.01』がリリースされた。その後、翌年8月までの『Vol.02,Vol.03,Vol.04』の計4作で完結している(2009年5月に全作収録の『DVD-BOX』発売)。 作画監督は一部でカルト的な人気を誇る「むらかみてるあき」氏。氏のウリであるハイスピードのHシーンは本作でも健在。さらに口内射精後の嚥下時のゴク音、ひょっとこフェラ時に口元にへばり付く陰毛など、マニアックな描写には事欠かない。原作がモンスター・触手系であることから、OVAでもその手のシーンが中心となっている。
リメイク作品のため、前作所有者には低価格としてのお買い得感は無いものの、本作単体で見ればかなり健闘している。陵辱・化物系に抵抗感の無い方であれば、そのコストパフォーマンスを実感出来るはず。 |
初稿:2008.04.01 |
対魔忍アサギ 完全
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