::: エロゲーの殿堂 ::: |
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◆ 舞台 ◆ |
現代に巣食う魔を討つ「対魔忍」の主人公「井河アサギ」は、前回の死闘から1年後に職場復帰を果たす。そして次なるターゲットの海上都市「東京キングダム・シティ」への潜入捜査に、妹と共に赴く。 ゲーム内の期間は不明。移動場所は人工島内に限定され、中でも敵のアジト内部がメインとなる。 |
◆ ターゲット ◆ |
攻略可能な女性は3人。内訳は対魔忍2名(黒・長髪&ショート・活発)、敵の忍(妖女)1名。全員がくノ一風で対魔忍2人は実姉妹。主人公が女性のため、もっぱら攻略される側となる。前作と全く同じ構成。 Hシーンは全て陵辱で、和姦風のシーンも堕ちた後の話。回数は姉8回、妹3回、敵1回、姉妹4回となり、AFアニメシーン(3回)は同じ内容でも別カウント。シチュエーションは触手メインで、それ以外でも化物相手がほとんど。「口淫」「輪姦」「搾乳」「射乳」「失禁」「飲精」「スパンキング」「ボテ腹」等、常にハードに責められてアヘ顔を晒す。膣断面図も頻繁に登場し、口腔断面図も1シーン導入された。 前作と同様に肉体改造も行われるが、「乳首伸長化」「爆乳化」「クリトリス肥大化」程度で、改造後もグロい画ヅラにはならない。 |
◆ システム ◆ |
各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、音声リピート、過去ログ(音声履歴有り)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能(スロット20)。テキストはマウスホイール対応で、シーン回想はサムネイル表示付。その他に、画面効果のON・OFFやクイックセーブ・ロードも出来る。 |
◆ シナリオ ◆ |
マルチエンド形式のAVGで、エンディングは4種類。グッドエンドは1つのみで、他はエンドクレジットの無いバッドエンド。主人公の内に潜む魔性との対話が、ストーリー分岐上での重要ポイント。全体のボリュームは薄く、短時間でのクリアも可能。 2006年9月発売の『対魔忍アサギ 完全版』の続編で、メインスタッフも同じ陣容。前作の概要は、簡単ながら一応説明されるものの、ストーリーが完全にリンクしているため、前作のプレイ推奨作品となる。 本作は2006年10月に「ブラックリリス」より発売された『対魔忍アサギ2』のリメイク。シナリオ&CGの追加や画面の拡大化等が行われた。単体での販売はDL版のみとなる。 |
◆ 総評 ◆ |
【アサギワールド】 シリーズ第一弾『対魔忍アサギ』、そして第二弾となる本作の他に、多数のサイドストーリーやアナザーストーリーを世に送り出して来た「アサギ」。本作のリメイクに当たって、オムニバスに収録されるなど、各所に散らばっていたアサギ作品を『対魔忍アサギ PREMIUM BOX』として、本作も含めて1本にまとめた。ただし「PREMIUM BOX」のリリースに際してリメイクされたのは本作のみで、その他の作品の内容自体は旧作と同じ。 【スピンオフ風】 アサギ制作のメインストリームである「ブラックリリス」レーベルでは、その世界観を流用したスピンオフ的な作品『対魔忍ムラサキ 〜くノ一傀儡奴隷に堕つ〜』が2008年10月にリリースされている。原画家は留任したが、ライターは変更。新たなヒロインを迎えたが、本作のヒロイン2人もHシーン要員として登場する。 2011年9月には、さらに新ヒロインへと交代した『対魔忍ユキカゼ』がリリースされた。ライター・原画家は総入れ替えとなったが、これまでのキャラもゲスト出演する。触手路線が変更となり、寝取られ要素が大幅に強化された。
シリーズのウリでもある、触手によるハードプレイは健在。一方で、今回もまたエンディングを迎えても完全解決はしておらず、『対魔忍アサギ3』を出す気満々の制作サイド。 |
初稿:2012.01.05 |
対魔忍アサギ2 〜淫謀
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