::: エロゲーの殿堂 ::: |
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◆ 舞台 ◆ |
捜査部七課に所属する主人公「桐沢レイ」は、麻薬組織「十二天使」の情報の入手に成功した。さらなる情報を収集するために、現在最も危険な街と化した「新宿」へと乗り込むこととなる。 ゲーム内の期間は不明。移動場所は、監禁後は敵のアジト内がメインとなる。 |
◆ ターゲット ◆ |
攻略可能な女性は3人。内訳は、お姉系のヒロイン(主人公)、お嬢系(眼鏡)のパートナー、ややロリ系(ツインテール)の敵のボス。 Hシーンは全て陵辱。回数はヒロインが5回、パートナーと敵のボスは各2回、主人公&パートナーのカラみが1回。シチュエーションは触手がメインとなり、搾乳も触手によって行われる。その他にも輪姦やボテ腹、産卵などのハード路線。 人間の女性を拉致し、雌牛として家畜牧場で搾乳するのが基本設定ながらも、その肝心の乳搾りは僅かに2シーンのみ。 |
◆ システム ◆ |
各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、過去ログ(音声履歴無し)、スキップ(既読・未読判別不可)を搭載。選択画面以外での随時セーブ・ロード、クイックセーブ・ロードが可能で、スロットは全18箇所のサムネイル付。テキストはマウスホイール対応で、画面効果のON・OFFや、ディスクレス起動も出来る。シーン回想はサムネイル付。 付属のテキストファイルには「攻略のヒント」も掲載されている。 |
◆ シナリオ ◆ |
マルチエンド形式のAVGで、エンディングは3種類。グッドエンドの他に、主人公とパートナーの個別エンドが1つずつ用意されている。各エンドへの分岐は、ヒロインの「妊娠ガード値」で判定される。 簡易型の調教SLGパートでは、まず各日の冒頭にどちらかの女性を選び、さらに各種調教メニューを決めることで進行する。選択しなかった女性のHシーンは見られない。押し寄せる快楽の波に耐え切れるかどうかが物語の分かれ道。 潜入捜査に失敗して囚われの身となった2人。薬漬けにされながら、「雌牛」と呼ばれる家畜へと堕とされようとする。頼みの綱は事前に飲用しておいた避妊薬だが、度重なる陵辱によってその効果が徐々に薄れて行く。 |
◆ 総評 ◆ |
【ファンディスク】 2011年7月に総合FDの『LILITH-IZM 07 〜俺のペット編〜』が発売された。その中に本作のボスキャラをフィーチャーした「外伝 黄龍編」が収録されている。ストーリーは本作のグッドエンドのアフターで、途中分岐もある。主人公とパートナーは登場しない。 本編と同様に触手Hがメインとなるものの、コスプレ(制服、裸エプロン)や人間の男による陵辱もあり。短編ながらもHシーンは7つ用意されている。 【OVA】 2006年10月に「Pixy」より『特務捜査官レイ&風子 Vol.01』がリリースされた。その後、2008年2月までの『02,03,04』計4作で完結している(同年10月『DVD-BOX』発売)。 基本設定は原作と同じだが、随所にオリジナル要素を織り交ぜつつ、声優陣も入れ替えている。レイに妹、風子に婚約者と、それぞれパートナーを追加し、さらに原作では詳細不明だった「十二天使」の他のメンバーも登場。ストーリー自体はグッドエンド路線をベースとしている。 作画レベルは第1話こそ高いものの、その他は並程度。Hシーンは原作準拠で触手中心となるが、人間の男相手も各話に1シーン用意されている。 2010年7月には本作の前日談となる『レイZERO 〜episode01〜』をリリース。翌年4月発売の『02』との全2作で完結。ストーリーはアニメオリジナルで、タイトル通りレイの過去に焦点を当てた構成。本編とは異なって触手Hは無く、輪姦がメインとなる。作画レベル・エロ度共に水準は上回っている。
「ミルク」「家畜牧場」「雌牛」そして「乳搾り」と、そのテの愛好者ならばソソられるキーワードがズラリと並ぶ設定の本作だが、前述の通り該当シーンは非常に少ないので、その点には注意が必要。 |
初稿:2011.10.02 |
特務捜査官
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