::: エロゲーの殿堂 ::: |
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◆ 舞台 ◆ |
18歳で結婚した妻を2年後に不慮の事故で失い、以後失意の日々を送る現在21歳の主人公「大久保純」。そんなある日、父親からの依頼により、ファミレス大手の「ハングリーベアー」でアルバイトをする事になった。 ゲーム内の期間は、本編が8月1日から最長で12日までとなる。移動場所は主に自宅と職場で、近くの海岸にも頻繁に立ち寄る。 |
◆ ターゲット ◆ |
攻略可能な女性は5人。内訳は店員3名(義妹、高飛車、マゾ)がメインヒロインとなり、サブ要員として眼鏡とロリ系が各1名ずつ。 Hシーンは陵辱色が強く、例え合意を得ていても痛々しいシーンが多い。回数はメインの中でも義妹が約16回と飛び抜けており、他の2人は7〜9回。サブの2人は各2回ずつ。 フィニッシュ描写はやや弱いものの、Hシーンは結構濃い目。淫語についても、消しはあるがかなり豊富。 |
◆ システム ◆ |
各種音量調節、オートモード、テキストスピード調節、過去ログ(音声履歴無し)、スキップ(既読・未読判別可)を搭載し、随時セーブ・ロードも可能(スロット20)。テキストはマウスホイール対応で、MIDI音源に切り替えればディスクレス起動も可。シーン回想はサムネイル付。画面効果の調整や直前の選択肢に戻ること、選択肢で常に「ヒント」を表示することも出来る。 |
◆ シナリオ ◆ |
マルチエンド形式のAVGで、エンディングは7種類。メインの女性3人に、それぞれ「HAPPY」と「BAD」の2種類のエンドがあり、その他にハーレムらしきエンドも用意されている。 選択肢によってマスクデータの「鬼畜ポイント」が上下動する仕組みで、各エンディングに向けてのルートを左右する。ただし「BAD END」は勿論の事、「HAPPY END」の方向に向かっても鬼畜なシチュエーションが多い。 妻が他界して半年。八方美人で、店潰しのスペシャリストでもある主人公が、父親の命に従って新たなターゲットとなるライバル店を潰しにかかる所から物語が始まる。既に調教済みの義妹や、同僚の女性店員達を持ち前のテクニックで次々と堕として行く。 |
◆ 総評 ◆ |
【天然鬼畜】 容姿端麗で人当たりも良く、表面上だけではあるが周囲に溶け込むのも上手い主人公。その反面、人として大切な感情が欠落しており、他者をモノの様にしか扱えない。そんな不安定な主人公を支えていたのが、幼馴染でもある妻の存在だった。 しかしその妻を事故で失い、歯止めの利かなくなった主人公は、鬼畜面に大きく傾いて行く。義妹を人前で悪戯しても、盗撮されても、更には見知らぬ男にレイプされても何とも思わない。そして同僚をレイプする事にも抵抗を感じない。バランスを失い壊れてしまった主人公を救うのは、その主人公に自分自身を玩具として差し出す女性達の存在だった。 【OVA】 2002年6月にディスカバリーから『アンバランス MENU.1』が発売される。以降、同年12月までに『MENU.2,MENU.3』の計3作がリリースされて完結した。 ストーリーは概ね原作に沿っているが、ほぼ無感情に近かった主人公は、妻の死を契機に変貌してしまった単なる冷酷な人間として描かれている。作画レベルは並程度だが、原作同様に淫語は豊富で、女体盛り等のシチュエーションも再現するなど、エロ面はそれなりの仕上がり。
ストーリー内容が鬼畜寄りであるため、主人公による女性達の扱われ方はかなり悲惨。女性器にシャワーヘッドや立て札、ところてん等を挿入したりとかなりの無茶を仕出かしている。 |
初稿:2006.02.09 |
Unbalance 〜アンバランス〜 |